2005年8月14日日曜日

コレジャナイ人間



「まるで豚のようだ」
それが僕に投げかけられた初めの言葉であったらしい。幸いにして今の僕は豚とはかなりかけ離れており、醜さや不潔さといった些細な共通点を少しだけ残すのみとなったものの、「まるで人間のようだ」という域には程遠い、即ちただのブロガーである。僕の人生において理想の対極としての現実、即ち触れ合う全ての他者にとってのコレジャナイとして君臨し続けていたのは常に自分自身であった。誰もがこちらを指さしコレジャナイと叫んでは罵声を浴びせて立ち去って、というか暑さに滅入って気力が尽きたので方向転換してあまり滅入らない方向で起こし直して投稿ボタンを押して少し呻いてから横になったら夢精した。