http://www.doblog.com/weblog/myblog/11594/1774854#1774854
JAPに関しては、JAPANの頭三文字がJAPだという運の悪さが根幹的なものであり、深入りするつもりはまったく無いけれど、DOTA allstarsと聞いちゃあ黙ってられねえな！
で、ＷＣ３のDOTA ALL STARSとかいうゲームにＩＮしたところどういうコマンドか分からないが参加メンバーの国を調べるものがあるらしく自分のところには当然「JAPAN」と表示されるのだが、ある人が
LoL JAP
とか言われたあげく
boot（ゲームを開いているホストにそいつをこのゲームから追い出せという意味）
まで言われた。正直そういう人とは一緒に遊びたくないのでこっちから落ちたが。
この書き方はちょっと、肝心な部分が隠蔽されすぎだと思う。
もしくは、大事な事を忘れすぎだと思う。
日本人だからと蹴られてしまう事の原因は、ASIA人なのにUS WESTサーバーに接続している日本人の側にある。むしろ、蹴られない方がおかしい。
WarCraft3にはASIA、US WEST、US EAST、EUROの４サーバーが用意されているのだから、日本人はASIAで遊ぶべきだろう。US WESTサーバーにいる日本人は、生粋のUS WESTERの側から見ればラグを振りまく迷惑な外来者以外の何者でもない。実情はどうあれ、太平洋を越えている時点で「こいつはラグ持ち」と思われて当然なのだ。
DOTA allstarsで何が一番困るかというと、それはラグだ。たったの１秒で1000単位のダメージが入り、即死即殺が可能な設計ので、ラグが酷いとゲームが成立しない。つまり「ラグ持ち」と思われて当然である日本人は、蹴られて当然なのだ。
「ASIAはASIAで遊べ」と蹴られるのである。
経験上US HOSTのゲームにもいい人は物凄く大勢いたわけで、SGやAUSをいいもんみたく書いてUS HOSTゲームを悪者みたく書かれるとかなり悲しい。まあ、そうじゃなんだけれど。
我が国の特定国の人間を人として扱わない一部のインターネットを見てもわかるように、どこの国にもろくでもない奴はいるわけで、そういうのを過度に気にして考えるのは間違った受け止め方であると思う。
あと、ゲームの中でshitが連呼されるDOTA allstarsはよくて、fuckは駄目ってのもちょっと変だ。fuckやshitやgayなどは、日常的に使われている滲透した言葉であり、それをどうこう受け取るというのはスマートでは無い。
そもそも我々日本人はfuckという言葉を知らないわけで、知らないものについて既知の情報と勝手な思いこみだけで物事を判断するというのは間違っている。
また、lolについてもちょっとずれている気がする。
lolってのは「(笑)」だとか「っっっｗっｗｗｗｗ」みたいなもので、大した意味もなく語尾に付随されるものだ。まあ、多分。日本人はfuckを知らないのと同じようにlolも知らないわけで、その辺りの語感については到底理解の及ばぬ所だろう。
窓の向こうから聞こえる笑い声を「自分が笑われているのではないか」と被害妄想爆発させるような極めて真性引き篭もり的な考え方はよした方がいいと思う。
自分の経験で言うと、ASIAサーバーで韓国製の韓国語ＭＡＰをプレイしている時に１人が唐突に「from?」と言い、それへの回答として皆がコリアコリア言う中でその尋ねた当人がブルガリアと言った時にはそのシュールさに物凄く笑った。事実上のlol。
まあ、そのくらいの感覚で受け止めるべきだ。
「モンゴルｗっｗｗｗｗっｗｗ」くらいのもんじゃん。
別にモンゴルを馬鹿にしているわけじゃないけど。
結論から言うと、JAPだとかfuckだとかlolだといったような、我々が決して知り得ない事柄について決め打ちで観念を固定化してしまうというのはよくない事だと思う。理解出来ない事は深く考えずに、ゲームを適当に楽しむべきである。
結局の所、必要なのは寛容さと包容力、そして少しの想像力だ。
enjoy!!
