2005年10月12日水曜日
IP、ってのは女々しい。
かつフェアアじゃない。
例えばあらゆる物事にはルールというものがあったならばそれを守った方が勝ち、みたいな所なのだけれど、幸か不幸かルールなんてどこにも無い。とすると、人間の行動を分かつものは正々堂々と勝ち負けするか、勝てばなんでもいいか、という事になる。
そこでいくつかのケースにおいて、特に自作自演などについてはIPというものが決定的なわけだけれど、それはないだろう、という気がする。なぜならば、あらゆるウェブサイトには自由に自作自演出来てしかもIPをばらされるリスクの無い人間というのが1人だけ存在するのだから。それはもちろんウェブサイトの管理人であるからしてそれは即ちフェアじゃない。
さらに、ガ島通信の時に思ったのだけれど、IPを持ち出すってのはガキの喧嘩に親が出てくる的なものがあって、物凄く格好が悪い。後から出すなら最初から全IP表示にしておけよ、と思う。
おまけに、IPを偽る程度の事は犬でも雉でも出来るわけで、仮に全てをIPに求めれば徹底的にやる方が勝つ、という事になりかねない。
不正で後出しで穴がある、となれば卑怯だと思わない方が難しい。
だいたい何が一番許せないかというと、「フェアアさ」という存在自体が自分でもよく理解出来ない概念に押されてアクセス解析を絶対に入れられない人間である自分自身が許せない。僕だって「今日のリファ」とか、「本日のユニークは」とかやりたいのに、自分とこのアクセスカウンタがユニークなのかPVなのかさえわからないというせつなさ。さらにもう1つの理由が「アクセス解析入れると精神的に持たない」だからして、お前どんだけ打たれ弱いんだよ、みたいな所があって物凄くやるせない。結局の所アクセス解析を入れている人間を見ると片っ端から刺し殺したくなる。