2005年10月24日月曜日

Civ4が出ちゃう。



「最も優れたゲームは何であると思うか」と問われれば迷わずにシドマイヤーズアルファケンタウリを挙げる僕としては、その事実上の最新作にあたるCivilization4が発売されるとなればワクワクせずにはいられないという状況であり、世にUPされる日本語で書かれたciv4文章は全て読んでやろうと企みながらciv4北米版の発売日に挑んでいるのだが、それは北米版であるからして輸入に伴うタイムラグが当然にして存在し、そんなにすぐに感想文やプレイレポートがアップロードされるわけもなく、待ちぼうけである。


それに従い待つに従い、ゲームが好きであったはずなのに精神的にゲームを受け付けない体になってしまった己の体が憎くなるばかりなのだけれど、スクリーンショットを見ると体の震えを抑えられない程度までには興奮している自分を確認しては「まだ僕はゲーマーとしてイケてるんじゃないか?」みたいな悲しい昔モテてた中年男の勘違い的ビブラート。都市画面のスクリーンショットなどは本当に心臓に悪い超興奮。


シドマイヤーズアルファケンタウリがどうしてcivの続編で無いのかはよく知らないのだけれど、多分権利関係で揉めて"CIV"という表題を使えなくなったシドマイヤーがそのCIVという歴史的金字塔を自ら破壊すべく作り上げたのがシドマイヤーズアルファケンタウリ。単純に言ってしまえばCIVのSF版なのだけれど、自ら作り上げたCIVを打ち砕く!みたいなシドマイヤーの執念が結実した正しく歴史的名作。もちろんバグや不実装等の大きな問題もあるにはあるのだけれど。


どういうゲームかと言うと、アルファケンタウリという惑星に辿り着いた地球人類の生き残りが、星の覇権を懸けて生存競争を繰り広げる、みたいなゲーム。町を作って都市に育てて、町を増やして国を強くして、惑星の現住生物の攻撃やライバルの攻撃、あるいは都市住民の叛乱やらをうまくやり過ごしながら、最終的には星全体を軍事力で制圧したり、選挙で国連総長になったり、金で世界を買い占めたり、宇宙船で星からの離脱を達成したりすればクリア。戦争のあるターン制シムシティ、って表現は多分適切ではないのだけれど、あまりいい表現が見つからない。


そのシヴィライゼーションシリーズの最新作にあたるCiv4が出る。
しかも、Civ3はまごうことなき駄目ソフトで、シドも時代の波に飲まれたか、重要な人物が離脱してしまったかして駄目になったのかと思っていたのだけれど、Civ4の現段階で出てきている情報を読んでいたら、どうにもこれが凄いっぽい。それはCiv3の続編と言うよりは、アルファケンタウリの続編的な印象を受ける。例えば外交の作りこみに対する執念とか、ムービーの充実具合とか、地形改造の豊富さとか。Civ3の続編では無い感じ。


で、amazonでCiv4の売れ行きを見ようとしたのだけれど、見当たらずに腹が立ったので外国のを見てみたら、物凄く売れてる。信じられない。


amazon.comではAoE3を抑えて首位だし、amazon.deではPokemonに次ぐ2位。
amazon.frでは52位(今見たら16位になっていた)と奮っていないものの、欧米ではやっぱりシドマイヤーは物凄いらしいという事を知る事が出来てとても満足。


結局のところ、皆様方はシドマイヤーズアルファケンタウリ完全版を買うべきです。
今ならなんと、たったの2000円、2000円ですよ奥さん。
歴史的名作が2000円が遊べるだなんて幸せな時代になりましたね。


あとWarCraft3 BATTLECHESTとかも。