2005年12月4日日曜日

モテ、非モテと言うけれど



モテない、愛されない、といったくだらないものを盛んに気にしている人達がいるようだけれど、私から見ればそんなものは些細な問題です。気にすべき事ではない。

モテだ、脱非モテだと言って寝た女の数を自慢している人達の話を丁寧に聞いてみるとそれがよくわかる。彼らが拠り所にしている女の数は100人にも満たない。

世界には100億の人間がいて、その半分の50億人が女。そのうち13歳から19歳の人口は約10億人です。100人斬りと言ったって、たかが100人。10億分の100でしかない。10億分の0との違いは誤差の範囲と言ってよいでしょう。盛んに数字を口にするのは詐欺師のやり口です。

さらに、頼るに値する愛など存在しないというのは数字が示している。世界的に見れば離婚率の低い方に位置する日本でさえ、3組に1組が離婚しているのです。離縁出来ずにいる人も含めれば、もっと酷い数字が出てくる。そんなものは幻想でしかない。

他の誰かから愛されるか否かという不安や悩みは誰もが皆陥りやすいものではありますが、そんな実体のない不確かな事に捕らわれている人を見ると私はなんだかなあと思わずにはいられない。大切なのは世界でたった1人しかいない人から愛されるかどうかです。

自分自身にとって世界でたった1人しかいない人、つまり自分自身から心から愛される事が出来るかどうか、そして自分自身を心から愛せるかどうかだけが生きていく上で大切なことなのです。即ち自分自身を愛せないような奴は今すぐにでも死んだ方がいい。