2006年9月19日火曜日

FC2やはてながリンク無しのトラックバックを弾いているのはスパムを避ける為だから、リンク有りでトラックバックを行った後にリ



ふと、気になった。

近頃では、多くのブログサービスが、リンク無しトラックバックを弾いている。
その動機については、僕にだって、理解が出来る。
トラックバックスパムを回避する為だ。




で、あるとすれば。
即ち、「スパムを避ける為の仕様」であるとすれば、「スパムではないトラックバックをリンク有りで送信した後に、リンクを削除する」という行為は許されるはず、だと思う。

許されるはず、というより、僕自身度々やっている。ところが、先日、ふと、トラックバックが通ったかどうか確認した後でリンクを削除している最中に、得もいえぬ「後ろめたさ」のようなものを感じてしまった。僕も随分と甘く、柔らかく、美しい人間になったもんだ。




僕はトラックバックを行うに際し、リンクを貼るか貼らないか、引用を行うか行わないか、具体的言及を行うか行わないか、直接的に深く関連する一文を挿入するかしないか、といった事柄を、それぞれ思い悩み、熟考に熟考を重ね、その上で決断を行っている。基本的に僕がリンクを貼るのは、敬意を払っているか、恐れ多くてリンクを貼るだなんてとてもとてもと崇め奉っているか、敬意を払っていないか、あまりの糞サイトなのでリンクを貼るとこっちまで穢れると見下しているか、アクセスが流れるとムカつくので貼らないかの何れかであり、リンクを貼らないのは、敬意を払っているか、崇め奉っているか、敬意を払っていないか、真性引き篭もり自体があまりの糞ブログなのでリンクを貼ると相手まで穢れてしまうと心配しているかの何れかである。

とにかく、僕は、時たまに、リンクを貼らないトラックバックを行いたくなるのだ。故に、リンク有りでトラックバックを送った後に、リンクを削除する、という手間ばかりかかる行為を度々行っている。




けれども、これってどうなんだろう、と、ふと思った。
あくまでも「リンク無しトラックバックを弾く」というのは悪者の為に作られたルールであり、善良で純粋な正義に満ち溢れた一般の末端のブロガーが、「リンク無しトラックバックを行う」という事自体は、許されるはずなんだけれど、「なんでリンク無しトラックバックが来てんだ?」みたいに思う人が居るかもしれない、という事を考えると、肩身が狭くなる思いをした、なんだか弱気の初秋の真夏の真昼間。