…すごい。
体感速度が目に見えるほど上がった。
ちょっと感動したので、すかさず記事にしておくー。
※通信が早くなるだけで、起動とかは特に変わりません。
ほとんど設定不要だし、お手軽なのでとりあえず入れてみれば良いかと。Firefoxの通信関係をいじらずにデフォルトで使っている人はそうとう効果を実感できるのではないかと思います。
設定は拡張機能経由ではなくオプション経由で行う。
インストール時のデフォルトは、この『ターボ チャージャー』。
最大性能。RFC 仕様を超える設定でウェブサーバーへ接続します。
という文句がなにげに漢気だだ漏れってカンジです。
この拡張はページのレンダリング速度も測定できるので、
とりあえず比較のためにデフォルト時の性能を見てみます。
ノーマルモード時のMMトップページ読み込み速度。
↓ターボチャージャーにしてみます。
若干はやくなっていますな。
↓一回リロードすると…
キャッシュが効いてさらに速くなっています。
カスタムモード時の設定全オプションを一覧にしておきます。
FasterFox
- ページ読み込み時間を表示
ページ読み込み時間を表示するかしないか。
キャッシュ
- メモリキャッシュとディスクキャッシュの設定
いちど読み込んだデータを取っておく。 - DNSキャッシュの設定
DNS情報をキャッシュすることでDNSサーバへの問い合わせを減らす。
接続
- 最大接続数
- 1サーバーに対する最大接続数
- 1サーバーに対する最大持続接続数
- 1プロキシサーバーに対する最大持続接続数
パイプライン
- 有効/無効の選択
- 最初の通信時にパイプライン処理を有効
- プロキシでのパイプライン処理を有効
- パイプライン最大接続数
レンダリング
- FastBackを有効
戻るあるいは進むボタンがクリックされた時の表示の切り替えを速くします。
この機能はFireFox1.5でのみ使用可能です。 - ページ描画間隔
- サブメニューの描画間隔
ポップアップ
- Firefox付属のものよりさらに強力なポップアップ・ブロック
Firefoxには優れたポップアップ遮断機能が備わっていますが、最近幾人かの狡賢いWeb開発者がFirefoxのポップアップ社団機能を越えてポップアップを表示させる方法を開発しました。
チェックボックスをクリックして、これらFlashプラグインを使用したポップアップを遮断し、あなたを煩わせるポップアップにさよならしましょう。
他の拡張やuser.jsで設定できるものもありますが、お手ごろ感は最高かと。相手のサーバーに迷惑をかけるとのことで悪名高かった先読み機能は1.3で削除されましたし、ポップアップ遮断はいかがわしいサイト巡りをする際には非常にありがたいものです。そして、やはり、なによりも、RFC 仕様を超える設定に拠る通信速度の向上は如実に実感できます。
Fasterfox 1.0.3
Fasterfox 1.0.3L 日本語版
気になったので、ついでに通信関係の内部変数も晒しておきます。。
↑RFC最適化
↑ターボチャージャー
えーっと、ターボチャージャーの値が、自分が手動で設定していた値とピッタリ一致しているのは………奇妙な偶然ですね(汗