2007年7月28日土曜日

フィードバックとしてのはてなブックマークへの依存度を下げたい。



「フィードバックの多様性を確保したい」、つまり単直に書くと「フィードバックとしてのはてなブックマークへの依存度を下げたい」と、もう随分と考えてはいるのだけれど、いいアイデアが思い浮かばない。





たとえば、よくいる普通のブロガーであれば、フィードバックは多種多様である。まず「コメント欄」があり、「トラックバック欄」があり、「メールアドレス」があり、「日毎のアクセス数を確認できるアクセスカウンタ」がある。そして、程度の差こそあれ「アクセス解析」「リンク元表示」などもほぼ100%のブロガーに浸透していると言ってもよい。


さらに、「mixi」や「Twitter」というウェブサービスや、「メッセンジャー」「skype」などのツールも、多くのブロガーがフィードバックを受けうる場所として、所持している。また、「ウェブ拍手」や「nice!」、あるいは「はてなスター」や「nakanohito」といったような、その他のフィードバックツールを設置している人もいる。


そしてまた、「アマゾンアソシエイト」や、「Googleアドセンス」あるいは、「その他アフィリエイト」というフィードバックの受け口も、多くの人が持っている。


もちろん、言うまでもなく、オンラインオフライン問わず「知人」「友人」というフィードバックもある。メールとか、オフ会とか、そういったものである。他では、自らのハンドルネームで検索を行う「エゴサーチ」というものも存在する。


ところが、僕は、そういった、フィードバックの多様性を確保する事に完全に失敗してしまっている。コメントと、トラックバックはかろうじて機能している、と言うことも不可能ではないけれど、他は全滅である。





○「コメント欄」有り。
○「トラックバック欄」有り。
×「メールアドレス」現時点までの累計で粘着嫌がらせメール率99%以上。
×「アクセスカウンタ」トータルアクセス数以外確認不能。
×「アクセス解析」無し。
×「リンク元表示」辛くなって外した(TrackFeed)。
×「mixi」無し。
×「Twitter」無し。
×「メッセンジャー」メインマシンが壊れてからは無し。壊れる前はhotmailのアドレスを通じてグロ画像を熱心に送りつける人に粘着されていた。
×「skype」無し。
×「その他のツール」無し。
×「アマゾンアソシエイト」無し。
×「Googleアドセンス」無し。
×「その他アフィリエイト」無し。
×「知人」無し。
×「友人」無し。
×「エゴサーチ」機能しない。


と、ご覧のように全滅である。「エゴサーチ」に関しては、やるときは延々やってはいるのだけれど、そういうのに耐えうる無敵感に覆われている時にしかやらないし、引っかかるような有名人ではないので、機能していない。





結果として、情報量という側面から見ると、フィードバックの8割以上を、はてなブックマークが占有してしまっている。ちょっと、多すぎるという自覚はある。


では、とばかりにはてなブックマークは見ない縛りを行った(復活させた)ならば、覆水に帰て万事馬皆々ハッピー無事OK翁かというと、そんなうまい話はどこにもない。





直近の10コメントで言うと、匿名書き捨てが*8、純度100%の電波が*2。もしも仮にはてなブックマークを見ない縛りを今復活させてしまったならば、明らかに事態は悪化するだけである。





結局の所、いいアイデアがない。


最初に書いたように、フィードバックがはてなブックマークに依存する形になっている事自体には、問題意識はまったくない。フィードバックとしての距離感はちょうどよくて、あれより近くなってしまうと、Twitterでメッセージが飛んできただけでパニックに陥ってしまうような人間としては精神的に無理なので、はてなブックマークはtrackfeed亡き後のフィードバック手段の受け皿になっており、書き手としては有り難く、重宝しては、いるのである。


けれども、フィードバックの多様性というのは、ブロガーとしての体力、耐久度、最大HPといったものと密接に、直に関わって来るので、なんとかして多様性を確保したい。愛する人をコマンド1つで切り刻める位に強くなりたい訳じゃないけどせめてヒャドで即教会送りにならない程度のHPを確保したい、という思いは物凄く強くあって、ずっと考えてはいるのだけれど、名案永く浮かばない。世はまさに馴れ合い無責任時代。距離感が合わない。インターネットに向いていない。