2007年8月30日木曜日

最も奇妙な妄想



いつか僕は変わり果てた姿で息絶えるのではないか。悲しまれることもなく喜ばれることもなく。せいぜい迷惑がられるくらいで。どろり、どろりと頭蓋の中まで溶け落ちて。いや、そんな事が起こりうるはずがない。事実僕は今日もこうして昨日と変わらず。


泳ぐのに情熱はいらない。

泳ぐのに必要なものは、水と筋肉である。水と筋肉があれば人は自ずから泳ぎ出す。そこには意志も情熱もいらない。僕はこんな人生に陥って尚、少しでも前に進みたい。米を炊く体力を失って豆腐をすすり、シャワーを浴びる気力を失って汗を摘まむ。ここにあるのは死体だ。腐っていないだけの死体だ。異臭...