2007年11月15日木曜日
ピアノ最適化シューティングゲーム最適化。
ピアノは最適化されていないと思う。
Dvorak配列のようにピアノの鍵盤も最適化されるべきだと思う。たとえば、レのシャープとか、全然使われていない。右手の人差し指という、もっとも酷使に耐えうる最も力強い指の、もっとも打鍵しやすい位置に、まったく人気のないキーが配置されているピアノという楽器は、明らかな欠陥商品である。あんな打ちやすい位置に、レのシャープが配置されているというのは、もう、間違いである。大きな間違いである。他の、もっと、よく使うキーが配置されるべきえだる。「やっぱりレのシャープだよなー」とか、言っている人を、僕は未だ見たことがない。ミのフラットより人気がない。あの位置にはたとえば、ラとか、ソとか、そういった感じの、よく使われる音が配置されるべきなのである。
だいたい、ピアノというのは、古い。いちいち、丁寧に、その場その場で叩かねばならないキーを探し出して、しかも複数同時に叩かねばならない、というのはもう間違いである。ピアノの鍵盤を一番左の端から準に一つ一つ右端まで一本指で叩いていくと、JSバッハになるとか、そういうふうにならねばならない。それが、企業努力と言うものである。音楽は大衆のものでなくてはならない。
同じようにシューティングゲームも最適化されねばならない。なぜならばシューティングゲームは大衆のものでなければならないからだ。だいたい、シューティングゲームというものは、もう駄目なのだ。シューティングとか言いながら、近頃のシューティングゲームときたら避けてばっかりではないか。しかもその避けるという動作を左手に割り振っている。
あのね、まず、配列の基本から言いましょう。人間というのは、右利きの方が多い。即ち、右手の方が器用だ。だから、右手に複雑な動作を割り振らねばならない。たとえば、避けるという動作は、微妙で複雑なのだから、それは右手に割り振るべきなのである。
つまり、たとえばですよ。右手のボタン。まあ、Aボタンでも○ボタンでも、なんでもよいのですが、右手のボタンを押すだけで弾を避けねばならない。「当たる!」と思った時に、もっとも押しやすいボタンを押させる。これが最適化です。企業努力というものです。
とか考えていたら、右手に避けるキーを割り振っているシューティングゲームが既にあった。斑鳩。あれは、よくよく考えたら、右手に避けるという動作を割り振っている。しかも、ただ避けるのではない。避け攻撃である。ドンガバチョだかドスサントスだかが言っていた、「回避は最大の防御」を体現している。
しかし、あれだって、完璧ではない。なんか、左手で動かしたりしなければならない。ああいう、余計な動作が、初心者を排除して、シューティングゲームというジャンルを殺して行くのである。だからたとえば、もう、自機の位置は固定にして、動けなくして、上から弾が降ってくると、その弾の色に対応した斑鳩ボタン(仮称)で避け攻撃にする。斑鳩ボタンをジャストなタイミングで押せばGREAT!とかGOOD!とか表示したりして。あと、怒首領蜂みたいなコンボシステムも入れよう。連続でGREAT取り続けたらコンボ数表示して点数ばりばり上げるの。発売元は伝説の横シューグラディウスを世に送り出したコナミあたりで。これは流行るね絶対流行る。この唇を賭けたっていいね。