自分をグーグル化した。



競泳水着を華麗に着こなした美少女の列は一向に途切れる気配が無い。与えられる時間は75秒。ドッグイヤーな時間の中で彼女らは懸命に自分をアピールする。「これはマイスペースとフレンドスターの長所を掛け合わせたようなSNSで、まず生クリームをお互いにに塗りあい……」。僕はそんな光景に、完全に飽きてしまっている。








久方の気紛れ。
食指が動く。








「おいおまえ。そうおまえ。買ってやるよ。」

【レーザーレーサーを2人で着てぎゅうぎゅう詰めになる】という彼女のビジョンに寸分のイノベーションが見えたのだ。歓喜して涙を流す競泳水着を着た美少女。もちろん処女だ。嫉妬視線のレーザービームが100も200も突き刺さり、辺りの空気が凍り付く。勝ち組と負け組を分かつのは、僕自身にも説明出来ないくらいの僅かな差。これがValley Rule。弱肉強食、欲望の世界。俺はグーグル。彼女らの夢。








俺はグーグル。
彼女らのゴール。