2010年5月23日日曜日

真性引き篭もり : 心の弱さに付け込むdota allstarsが嫌い

心の弱さに負けてwarcraft3をインストールしてしまった。
いきなり見たのがASUS springのDTS vs kuroky。

dendiが13-0と大当たりだったのを差し引いても、kurokyの新チームはかなり弱い。5人目のプレイヤーがどれだけ頼れるかが肝心になっている今のシーンにおいて、クラック一人、上手なプレイヤー2人のチームに未来は無い。しかもやる事と言えば、その3人を前面に出して3人でなんとかしようという、極めて古いプレイング。あとの2人は帳尻を合わせてくれればOK、という時代ではない。後衛2人がとんでもないプレイヤー、というのが今の強いチーム。

この組み合わせはks.int vs rash3dという、dota allstarsシーンにおける大ソビエト時代の復元でもあった。「表舞台で負け続け、ソビエト凋落時代を演じ続けたDTS」と、「シーンで栄光を手にし続けたkuroky+凋落とは無縁の在野のgod like達」が戦い、ときどき野良リプレイでは神のような働きを見せていたプレイヤー達がDTSにコテンパに伸されるという、正義は勝つ的な快感があった。kurokyは組む相手を間違えたとしか思えない。あのNSが後衛をやってるDTSと、pggにsolo midを託さなければいけないkuroky。何かの間違いでヨーロッパでは幾つか勝てるかも知れないけれど、少なくとも世界では絶対に無理だ。


ついで、SGtyを幾つか見る。「今のSGtyは凄すぎる」と書こうとして、昨年のSMMで完全優勝を果たしたチームの名前を思い出す。SGty。ESWCはSGtyが何事もなかったかのようにさくっと持って行ってしまうというのが、最も順当な結果だと思う。対抗馬になれそうなチームすら思い浮かばない完成度。「クラックがどうこう」とかそういうゲームを一切していないのが凄い。中国最強と言っても過言ではなかったEHomeの凋落は「クラックがどうこう」から抜け出せなかったが故。世界で1チームだけ、「クラックがどうこう」から完全に抜け出してしまっている。そうなんだよDOTA allstarsはチームゲームなんだよ。それでも、kurokyのクラックっぷりはどこに出しても恥ずかしくないレベルなだけに、本当にもったいない。さあ、アンインストールして寝よう。