2010年7月4日日曜日

真性引き篭もり : ベスト5、ワースト5

◆ベスト5
Fear
NV.intからフェアー。この大会で一番株を上げたのはフェアー。最後の最後でbmを相手に渡すという致命的なミスを犯してしまった以外はpicker/チームリーダーとしても素晴らしかったし、それ以上にプレイが良かった。最後のMYM戦は、necも相手に取られていたし、BMとsfも取られるわで完全に終わっていた。


Light Of Heaven
王LOH。DTSの快進撃にこの人有り。DTSは全員良かったんだけれどその中でもLOHは負けゲームでも勝ちゲームでも全て良かった。かつて誇っていたネームバリューを追い越して、さらなる高みに登ったか。でも、LOHの場合はフェアーと違い、これくらいの結果を残して当然のプレイヤー。なんてったって王ですから。


13baby
惜しかった。MYMが三位に終わったのは、13babyの責任ではない。MYMはチームが出来ていなかった。そして、アルケミストと心中してしまった。アルケミストをpickしつづけ、それが機能したゲームが1つも無かった。MYMがアルケミストを練習したのは完全に間違い。他のヒーローをチョイスするべきだった。13babyは一次リーグや二次リーグではpotmやmedusaなどを割り振られていたものの、最終的にはsfに辿り着き、sfで仕事をし、sfで散った。敗れ去ったのは13babyではなく、MYM。欧州のsfは、誰がなんと言おうとこの人だろう。個人としては賞金額以外に悔いはあるまい。


SyndereN
OKがあげた大事な大事な2つの勝ち星は、KuroKyによってではなく、この人によってもたらされた。13babyを支えさせても一流、KuroKyを支えさせても一流。「Duckyに変えて誰?」という問いに対する最も現実的な回答は、現時点ではDuckyと同じデンマーク人であるSyndereN。13babyがMYMに行き、OK自体が脱デンマーク化しつつあるので、SyndereNもステップアップして欲しい。MYM、loda、angel+miGGel、KuroKyの何れかに合流してほしい。


NS
DTSからもう1人。鬼神の如きsolo sideプレイヤーも、後衛に回ってもう長い。遂に実った、という感じ。この人の後衛力はどのゲームでも圧倒的だった。




◆ワースト5

Misery
最悪の内容。良いゲームが1つもなかったと言っても過言ではないけれど、NV.myに勝てたのはこの人のおかげ。とは言え、それまでが悪すぎた。「ぜんぶドゥッキーのせいだ」とは言いきれない悪さ。ミザリー対策のban/pickをされると、ゲームから浮きがちになる。同じBAKAプレイヤーであるAZENが負けゲームでも勝ちゲームでも高いクオリティを保っていたのに対して、スカンジナヴィアのBAKAプレイヤーミザリーは、たった1ゲーム働いただけ。


Loda
この人も悪かった。平均的なクオリティではミザリーよりは良かったけれど、ミザリーよりも求められるものが大きいので、もう少しどうにかして欲しかった。specをpickした最終ゲームでも、ラストヒットが最悪の出来。20minで約80取ってるspecに文句を言うのは間違いかもしれないけれど、内容を見ているともう20取れた。それでゲームが覆るかとなると無理だったろうけれど、プレイヤーが820だったならば、あるいはLodaが本来の出来ならば、もう+20取っていただろう。


Ducky
駄目でした。なぜこの人がチームに居てDTSやMYMに完勝し続けていたのか不思議だけれど、よくよく思い返してみると、当時は後衛にmiggel、前衛/中衛/後衛にangleが居た。全ゲーム4v6と言っても過言ではないくらいの説得力を持つ大活躍。dDreamをとりあえず作り上げてLodaのモチベーションを復活させたのは認めるけれど、プレイヤーとしては引いて欲しい。


PlaymatE
残念。MYMのメインプレイヤーは、良いところなく大会を終えてしまった。弱いチームには強いプレイ、強いチームには弱いプレイ。13babyを手に入れたのに、因縁のDTSにまた敗れて実質二位止まり。ただ、PlaymatE1人の問題ではなく、MYMは自軍のpickが全体的に不安定だった。「こうすれば勝てる」「こうすれば強い」という過去ログが一切ないチームであったが故に、勝ちゲームを含めて極めて不安定な状態が続き、そしてESWC通じてMYMが全てを託したヒーローがアルケミストであったという事も、完全に裏目に出てしまった。「流行ってるから練習する」「流行ってるからpickする」という感じでアルケミストを猛烈に押したが、アルケミストと共に沈んだ。


820
国へ帰るんだな。おまえにも家族がいるだろう。真面目に書くならば、puppey。大躍進を見せたNV.intだけれど、puppeyはあまり良くなかった。「ゲームの流れ」とか「大局」ばかりを見過ぎていて、個人としてのプレイングに魅力が無い。後衛だからこれで良いのだ、という地に安住せず、後衛だからこそ無双する、という本物の後衛力を身に付けて欲しい。考えを変えて一皮むけないと、puppeyで勝ったというゲームを創り出すのは困難だろう。
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注)欧米チーム限定。
ニルヴァーナマレーシア、ys(aeon.sg)、ehomeは除く。