2011年8月24日水曜日

EHomeとnaviのpick

Navi
potm 8
aa 6
chen 5
viper 5
tide 4
frion 3
ns 3
cm 3
enigma 3
sg 2
beam 2
nw、spec、sven等 1

EHome
lich 6
db 5
storm 5
frion 4
am 4
beam 4
sand 4
puck 4
nw 4
vs 3
lion 3
lina 3
es 3
tinker 3

EHomeのlichは完全にsharkyっぽい使い方ながら説得力なし。酷い言い方をすると、EHomeにはsharky以上のプレイヤーが居なかったし、EHomeは3-1-1後のアンチ中国戦法(マレーシア/シンガポール)っぽい事をやって「5年前のEHomeっぽいウクライナ」に負けていた。potmはよくわからなかったので、完全に汎用性と慣れと未実装ヒーローが多すぎる問題(dota allstarsから移植済みなのは約1/3)から来るpickか。arrow/hockのネタを大量に調べていたというのもおそらくはあるんだろうけど、そんなに説得力は無かったので回を重ねてやりこまれればこのレベルで使われるheroでは無いと思う。

この勝利は偉大な勝利であると同時に、世界が中国に追いついたとは口が裂けても言えまい。これだけのチームを集めながら、DOTA allstarsではなく完成度の極めて低い未完成のゲームで対戦が行われたというのが何よりも残念で、悲しくもおかしい。2度までは世界で披露された3-1-1後という特殊世界を「劣化コピーですらない未完成品」で再現するのは不可能だったのだ。

3-1-1後という特殊環境は、突き詰めに突き詰められた果てに訪れた一分の隙もない特殊な環境であり、DOTA allstarsによって作られたDOTA allstarsの極北であり、他のゲームでも同じように、とはならない。特にsgtyのpick&banとzsmjの負け方はDOTA allstarsならばあり得なかっただろう。ソビエトの東征を1人で追い返し、崩壊にまで追いやったLodaと、Lodaを含むすべてを乗り越えようとしていたKurokyの2人が舞台にすら立っていない一方で、Lodaによって崩壊させられたソビエトの一地域に過ぎなかったウクライナの人間同士のコミュニティと同族意識、ウクライナ語という古風な絆がdotaシーンの最先端を一国で作り上げ走り続けた中国勢に勝ってしまったというのは、劣化コピーですらない未完成品においての出来事であっても驚くべき結果であり、素晴らしい事だ。


なによりも、完全に終わったと思われていた口だけの人puppeyや、何代遡ればならないかわからないくらい昔の"王"LoH、そしてdota allstarsプレイヤーの憧れであり続けたgangしかしない生粋のgankerにして"KING OF GANKER"dendiといった遠い昔に過ぎ去ったソビエト時代を象徴する面々が何かしらを手にした、という事については誰も不満を抱かぬだろう。しかしながらこの出来事が、DOTA allstarsシーンで起きていればと思わずにはいられないのも事実である。

 Azenの元チームメイトだらけ大会でしたが、当のAzenはまた貧乏くじ。