2011年10月28日金曜日

また別の理由で

具合が悪くなると眠れないし横になってもいられないのでインターネットをする羽目に陥るのだけれど、そのような時にインターネットをするときちんとした文章を読むだけの理解力が残っていないのでそういう事は出来ないし、動画サイトを見て回るのは目の毒で体力が持たないし、海外のサイトを翻訳併記で読み下していく探求心もないしで、健康な状態なら絶対に見ないようなサイトをgoogleからピンポンダッシュのように流し見る事になるのだけれど、椅子から降りたり登ったりして半日近くgoogleで遊んでいると確実に、気分の悪い検索結果が表示され、英知と技術と欲望の結晶であるグーグルがコンマ5秒見ただけで書いてある大体の事が理解出来るくらいに見出し文を最適化してくれたおかげで回避不可能な不愉快さが回避不可能。頭痛が過ぎて寝るか座るかという段になると割り箸で両目を交互に五度ずつ突いて死ぬまで荒野に転がしてやっても収らないくらいの不機嫌さだけが残る。せめて殺し屋に金を払えば合法的に拷問の後に殺してくれる程度のシステムがある国と時代に生まれたかった。理不尽さと腹立たしさで眠るにも眠れず起きるにも起きれず、底なしの腹立たしさの中で空腹だけが増して心臓とその他の臓器が痛む。これだから具合の悪さはうんざりなんだ。