2011年10月24日月曜日

ESWC 2日目

A組とB組が別日という謎の日程。

A組はミゲルアンゲルとEHomeが勝ち上がり。
EHomeが完全に3-1-1を放棄していた、というのは既定路線ながら時代を感じる。



B組はNaViとマレーシアが勝ち上がるはずだけど、マレーシアの今日の練度を見てからコメントしたい。昨日のモスクワ5を見て、「個々の面子では」とか「修羅場をくぐり抜けてきた」といった飾り言葉が軽くなってしまったのは確かだけれど、他のチームとの経験差を考えれば2位は安泰だろう。

チームリーダーを務めるmushiはアジア最強の"頭おかしい系carryプレイヤー"。
頭おかしい系と言っても何かが劣っているが故に奇天烈な無双スタイルになるのではなく、何でも出来る器用さと丁寧さ、そして戦術眼を持ちながら、「どれだけチームメイトがへこんでも1人で試合を決めてしまうプレイスタイル」を突き詰めたプレイヤーであり、それ故にlateは使わず、earlyを使い、はやく仕掛けて、全て倒す、という極めてパブ的な事をトップレベルでやり続けてきたプレイヤー。そしてそのスタイルが通用しない壁に進路を阻害され続けてきたプレイヤーでもあり、この大会も同じように壁にぶつかり帰路につくと思う。

mushi以外のプレイヤーは大きな名前を持っておらず、唯一aka intR等で活躍を見せていたWinteRを少し売れている程度。実態はmushiのワンマンチームであり、mushiがどういうヒーローを使い、どれくらい滞りなく無双出来るかで全てが決まる。
----


----
mushiの中継が無いので、twitter現地組で読むしかないとか絶望的な視聴環境。
----


----
2試合目はじまるも、mushiを見る方法が無い。100%NaViが凡戦で圧勝する組み合わせしか動画中継がない。せめて観戦ツールだけは配って昨年並にクライアントで見られるようにしてくれればいいのに。

NaViは3-1-1。相手は2-1-2。大きな有利がつく組み合わせだけど、3-1-1特化のpickではないのでフォメの有利だけでは試合は決まらなさそう。dendiはssでsolo mid。
----


----
個々の力量差に加えて、3-1-1が強すぎて終了ムード。
3-1-1に2-1-2をやるとこうなるという典型的な展開。
こちらではなくマレーシアの試合を見たいのに・・・。
----


----
15分経過して3-1-1の3に潰されたAMは未だに全裸。
3は当然2塔割って敵陣に巨大なスペースを確保。
眠い。疲れるだけの観戦。見所もない。
----


----
スコアは12-14でNaViが2つリード。スコアは均衡していても決定的な差がついている。
これだけ書いてNaViが負けたら、いかに見る目がないかが証明される。
----


----
マレーシアは塔を割られてあとは負けるのを待つだけとのこと。なむなむ
NaViは当たり前だけど何事も無く勝利。
----


----
ロシア人も英語人もフランス人もマレーシアの負けだと言ってるので
mushiは無双してるけど完全に終わってるみたい。せめて見たかった
mushiが輝いて負けるというのがこのチームの既定路線であり限界到達地点か。
----


----
M5が去った事で元祖King of gankerであるビゴスと現King of gankerであるdendiの対決は見られず。モスクワ5はやりたい事はシンプルでそれ程悪くはなかったんだけれど、絶大なブランクを持つビゴスがmidをやり、pggとNSという一線級で戦い続けてきた2人がサイドで微妙と、配陣を間違えてしまってたように見えた。やろうとしていた事もMYMっぽくて、pickするヒーローが明らかに足りていないバランスの悪いdota2という場では、些か無理があった。グループBではなくグループAというのも運がなかった。
----


----
naviはじまった。相手はバダハリとアンドレって人が上手いので正しい作戦さえ選択してくれば少しは見所のある面白いゲームになるかもしれない。naviは3-1-1で相手は2-2-1なので、組み合わせが悪い。レーンチェンジも出来そうな空気に無いので、NaViが負けるパターンが見つからない。これは終わったか。pickが酷い。
----


----
駄目だ、ヘッドセット付けたLANイベントでこの練度ではNaViに勝てない。NaViのやってる事って、一番メジャーで一番強いpickで一番強くて一番メジャーな戦術をやってるだけなのに、それ以下の事をやって勝てるわけがない。ミゲルアンゲルと、EHomeは一応はシンプルに自分達が練習した事をワンパターン徹底してるので、見所はあるけれど、それ以外の明らかに個々の力で劣るチームが臨機応変のpickで臨機応変の戦い方をしていて見るべきポイントが見つからない。

タワースコアが4-0って、コミニケーションと戦い方の失敗そのもの。今のDOTA alllstarsは外塔を如何に速く割って有利を取るかのゲームで、それを元にしたdota 2も同じゲームなのに、これでは勝負にならない。
----


----
念のため付け加えておくとスコアは7-9でNaViが負けている。でもそういうゲームじゃない。絶対に覆せないだけの差が付いてしまっている。そして、これでNaViが負けたら僕の見る目の無さが証明される。
----


----
タワースコア6-0とかもう他の試合うつして欲しい。
----


----
ESWCとは元来こういうものだと諦めて決勝トーナメントを待とう。
僕の本命はもちろん変わらずEHomeで、乗るのはミゲルアンゲル。
----


----
会場が湧いてる。スコアは17-23でNaViのマイナス6。
まだノーチャンスだが、次1つ完勝すれば芽が出てくる。
----


----
voidがAegis持ってるのでもう少しでワンチャンという所までは来ている。
来た。NaViまけそう。熱い。
見る目の無さが証明されそう。
----


----
butterとBKB持ったvoidがAegisとbuy back確保してる。詰んだ
Medusaがいないゲームでスコア固定をしてはいけないという好例。
----


----
NaVi対マレーシアは勝った方が突破する展開になってしまった。
今日は意地でも最後まで見よう。
----


----
NaVi対カザフスタン。
カザフスタンは「正しい行動」を徹底しているけど精度が無い。
NaViは加点行動を一切行っていないけれど、全てにそつがなく、プレイヤー性能差もありカザフスタン側の「正しい行動」を完璧に裁ききっている。全力でgangをし、全力で塔を割りに行き、全力でファームをしているのにカザフスタンはリードを奪えない。NaViはDRをpickしているのでなんの不満も無い展開。
----


----
20分経過で2-2。
カザフスタンはgangをし続けチームで動き回ってこのスコア。
完全にやりたい事が出来ないままで中盤を迎えてしまった。
一方のNaViは何もしていないように見えるのに
きっちりタワーを割って、きっちりfree farm。
DRがsolo ro3でaegis持って、相手のdaggerより先にBKBを作れる。
----


----
BKBとaegisを使って5-0完封。
----


----
mushiはam、intRはgc。
amはDRに不利つくけど大丈夫だろうか。
----


----
いい感じなんだけれどsolo midのプレイヤー性能差が酷くてDRが自由。
gangも全て事前に察知されて、このままだとヒーロー差で負けそう。
----


----
王LoHがCMとか贅沢なチームだ。ヒーロー差が相当あるので、大人しい展開ならばmushiのミクロを信じるしかない展開。スコアは4-3で1つ勝ってるけど相当しんどい展開。1プレイヤーとしては、意気揚々とsolo midに行って相手が悪魔的に上手いプレイヤーで、サイドはそんなに悪くないのに全体的にゆっくりと底なし沼に沈んでゆくように負ける野試合を思い出す。
----


----
mushiの居ない所で総崩れになる遊軍。
誰が悪いわけでもないが個の差と練度が違いすぎる。
----


----
そしてaegis取られて終わった。
もう駄目だ。WRもDRもSGも立ち上がってしまった。
マレーシアはmushi1人しか立ち上がっていない。
AMはBKBが必要で、BKBだけではどうにもならない。
----


----
mushiは頑張ってfarmしてるけど、極端な話manta + butter持っても負けそうなくらい酷い雰囲気。
----


----
mushiよく頑張った。
buy backして即死。
相手は3ヶ国連合だし。
こればかりは仕方がない。
ピッカーはmushiで、ピック負けって側面もあるから仕方がない。
----


----
かなり古いバージョンの話だけど、僕のint favもpuckなのでこの辛さはわかる。solo midのpuckは自分と同じでもしんどいし、自分より上が来ると戦犯確定。残念だけれど仕方がない。amを任せられるプレイヤーが必要だったし、mushiがmidに行けるヒーローをpickする必要もあった。練習量もそうだけれど、戦力が違いすぎた。何もかも足りていなかった。
----


----
ミゲルアンゲル対NaViが準決勝とか最初からクライマックス。NaViは前のプレ大会でpotmピックしまくってたけれど、今大会でのレンジ600枠はdr/wr/aaでpotmは使っていない。それでもpotmを使える人間が居るというのは不安点で、アングルが一番働けるpotmを奪われてしまわなければいいんだけれど。

人対でbanするならフリオン、DR、WR、storm、AAか。一番辛いのはミゲルアンゲル側にそれらを得意とするプレイヤーが居ないという事。相手の得意ヒーローを完璧に使いこなせる人が居るかどうか、という点でプレイヤー層の厚さは重要。LoHが後衛とか反則だ。なんだかんだでESWC楽しんでる。正確に言えばミゲルアンゲルがここまで無敗だから楽しい。