心労の元を1つ片付けた矢先、その枠に新たなる何かが滑り込んでくる悲しみ。

丸一日を費やして、苦労と心労を積み重ね、普通の人ならば5分で終わるような甚大で些細な出来事を1つなんとか片付けたと少しだけ心を落ち着かせていたら、普通の人ならば5分で終わるような些細で甚大な出来事が心と体に滑り込んでくる悲しみ。自らのあまりの無能さに落ち込む事も傷つくことも、受け容れる事も改善を志す事も無く、ただ真っ暗闇で広大な空間だけが胸の中に大きく広がる。そのあまりの大きさにどうしようもなくなり、脳味噌が壊れてぐるぐるになって全てを忘れてしまうまで起きて、起きて、眠らずに居ようと自らに誓い、骨折り損で夜が暮れてゆく。