何かを見下さねば話の一つも書けない糞ブロガー

実はこの動画、投稿されたのは昨年7月と少し前のこと。それが半年以上も経ったいま話題となっているのは理由がありました。1月11日にニューヨーク交響楽団がマーラーの交響曲第九番を演奏するコンサートを行った際に、客席の最前列付近からiPhoneの着信音が鳴り出し、怒った指揮者が演奏の途中で曲を止める事態に。会場はブーイングの嵐に包まれ、なんとも後味の悪い演奏会になってしまったそうです。

このニュースが広く全米で伝えられると、観客のマナーを問題視する声と同時に、指揮者の対応にも批判の声が続々と上がりました。ちなみに、iPhoneを鳴らしてしまった男性は会場でパニックになり、さらに演奏会を台無しにしてしまったと、その後の数日間は一睡もできなかったそうです。

怒って演奏を止めた指揮者と、即興の演奏で“お返し”したクミットさん。この対比が話題になっているというわけです。
演奏中にiPhoneのマリンバ音が鳴り響いて会場が騒然となったので、演奏を止めてiPhon止めさせてから、(原因の人を退出させる事もせずに)しゃんしゃんと演奏を再開しましためでたしめでたしというお話が、糞ゴミ海外ニュースサイトのネガティブキャンペーンに利用されていて萎えた。何かを見下さねば話の一つも書けない糞ブロガーとそれに群がるインターネッター。

それ以前にiPhoneの話が流れた時点で「問題が生じた際の対応にこそ、その人の真価が問われる」「アラン・ギルバートの危機対応能力は凄い」「前時代の指揮者ならぶち切れて退出してる。」「この人はアメリカ育ちだけれど半分日本人で(」といった話をインターネットを全くしなくなった僕ですら目にした記憶があるのに、このnarinariとかいう糞サイトをやってる奴はインターネットを持って無いのかな。それとも、そういうのを目にした上で件の動画を持ち上げる為に、ようするにアクセスを稼ぐ為に厚顔無恥にネガティブキャンペーンしてるんだろうか。

しかしながらこの事件で一番酷い気分になったのは、クラシック系のブログのコメント欄で「最前列でマーラーとか、典型的なミーハーにわか成金DQNの行動パターンであり、なるほどiPhone鳴らすような低能糞客」などと散々に見下し馬鹿にしまくってる常連居座り系コメンテーター様を目にしてしまった時。本物のコメンテーターってのはどんなジャンルのどんなブログにも一定割合で存在するんだなと吐き気がした。それに続いてこれである。

なぜマーラーでiPhoneが鳴っただけで、iPhoneともマーラーとも無縁の人生を送るこの僕が、二度にもわたり、気分の悪い思いをせねばならぬのだろう。インターネットはろくなもんじゃない。