2012年2月8日水曜日

ベルク「銀の弾丸などない」

(Jonathan Berg, “IT JUST DOESNT PROVE ENOUGH. ” February 7, 2012)



Evil Geniusesを大会から蹴り出すってのは,よい決断だね.

もしも試合の当日にスカンジナヴィアから新大陸に連れ去られたっていうのならば同情の余地はある.けれども,彼らは大会にエントリーする段階で,ディレイが存在するって事を知っていた.にもかかわらず「俺達はディレイを抱えている」ってやいのやいの言いだしたんだ.これは一体,どうしたもんだろうね.

ディレイやラグがプレイの質を低下させる,ってのは確かな事だ.時としてゲームを破壊してしまう事だってある.だからと言って,それを理由にして大会のスムーズな進行を妨げるEGのやり方には関心しないな.彼らがいけすかない奴らなんかじゃないって事は分かっている.いい人達なんだ,でも振る舞いが悪かった.

ディレイが予想されるならば,それを前提とした作戦を立ててベストを尽すのがプロフェッショナルというものだ.大西洋を消し去り埋める魔法が存在しない以上は,どれだけ待ってもリメイクしても何も解決しないんだよ.問われているのはディレイでも勝ち負けでもない.戦うか戦わないかだけなんだ.euroサーバーもしくはUS EASTサーバーでのディレイを許容出来ないチームは,この大会に参加するべきじゃない.


今度の試合でおいらがWEに2-0で勝てば俺達が中国より優れている,って証明になると思うかい?そりゃあそんな結果になったら俺だってそれを誇るだろう,得意気にはするよ.けれども彼らだってそれを誇りにするべきだ.ping350から逃げなかった,ディレイから逃げずに戦ったんだって.そして彼らの強さ自体は中国に招待されて戦った俺達が一番よく知っている.君たちがどう思おうとね.