不愉快さに支配されて

不愉快さで目が覚めるから、目が覚めると不愉快で、最も心がリセットされるべき時間帯である起床時に不愉快という事は、一日中不愉快であるということ。脳が焼けつく不愉快さに支配された日常に埋没すると、身も心も不愉快さに染められて行き、不愉快さが日に日に深く暗く勢いを増し、一秒一秒より不愉快な人間になってゆく。不愉快さを感じる為に生きているわけではなく、不愉快さを感じる為に賢明に何かを頑張っているわけでもない。不愉快さの為の夢や目標ではなく、不愉快さのための向上心でもない。しかしながら全てが不愉快さによって回収されてゆき、僕の日常は、僕の人生は、不愉快さの一言によって片付けられてしまう。心もなく、感情もなく、不機嫌な肉と骨だけが私自身を形作っている。それが悲しい、とでも言いたげだけれど悲しさすら感じない。悲しさなどというものは簡単に死ぬ。ただの屍になる。死体はある。悲しさはない。心もない。何も無い。がっかりだ。毎日が失望で満たされる。