2013年3月1日金曜日

こんなにも惨めな俺を幸せにしてくれるのはzsmjさんとiceiceiceさんだけ!

俺を幸せにしてくれるものは存在しない。幸せすらも俺を幸せにはしてくれない。万が一にも俺が幸せになったならば、俺はその幸せを憎むだろう。ここでは全てが憎しみへと回収される。憎悪、憎悪、憎悪。これまでの人生がそうであったように、これからの人生も全てが憎悪だ。明日への希望に心を明るくすればそれは即座に憎しみになり、向上心を胸に抱けばそれもまた即、憎しみになる。かくして心は閉ざされて、何も思わず、何も感じず、何も考えない人生を目指す。その道すがらもその果ても、無論憎しみで埋め尽くされる。道無し。俺にはもう術というものが残されていない。仕方がないからビデオゲームをする。人生を吸い取り、人生を破壊し、人生を憎しみで埋め尽くす事にだけ貢献したビデオゲームをこの期に及んで遊ぼうなんて正気の沙汰ではない。くぬぬ、正気などあろうはずもない。首をも絞めてはくれやせぬ石綿に包まれ座り続けてビデオゲーム。ビデオゲーム。ビデオゲーム。くそっ。畜生。そんなこんなでマッチングボタンを押したら、あれれ?しあわせ!わたししあわせ!



しあわせ!
わたししあわせ!
zsmjさんじゃないですか!

さらば魔境とか言ってたけれど、3ページ!魔境ゲー!
zsmj!dota allstarsのマラドーナ!歴史上ランキング1位の人!

ローディング失敗者が出て始らなかったけれど、マッチングされただけでもう満足。ごちそうさまでした状態だった。どうせ敵側だったから敗色濃厚だったし。むしろありがとうございましたと感謝したい。とはいえ遊びたかった。少し残念……。







きたああああああああ!!!!!
zsmjが味方に来たあああああああああっ!!!!!あっあっあっ!!!
相手はiceiceiceうわああああああああっっ!!!ぎゃあ!はっはっはっ!!!



iceiceiceはti2で初日グループリーグ最下位に終わったzenithにおいてpickerを剥奪し全ゲームsolo midに行って七面八臂の大活躍でチームを決勝トーナメントに導いた変態の中の変態。dota allstaarsのプロで、HoNのプロで、LoLのプロで、StarCraft2のプロで、dota2のプロで、配信にもスポンサーが付く配信のプロ。配信中にYYFを倒してにやけながらハイテンションになったり、配信中に嫌いな相手に負けてねちねちと味方をなじり続けたりと、そいう小物感も含めて全ての要素が大物感へと通じているアジア最強の究極変態男。しかも、ただiceiceiceが居るというだけではなく、zenith3名PMS1名の強パーティ!!!






当然ながら、1ページの1番上。
同時刻に行われている10000ゲームの中で、内部レートが最高のゲーム。
そこに何故か混ざってしまう真性引き篭もりhankakueisuuさん。やあやああああ!!




味方はzsmjのみ60%超え。1+1+1+2。
相手は65%超え3名を含む4+1の5名。
格差マッチング。



けれども、これは可能性があるマッチング。

まず第一に、味方にはzsmj大神が居る。
正真正銘のクラックにして化け物。
現在のzsmjは高モチベpub必死勢なので、pickも含めて期待出来る。

第二に、チームiceiceiceにはマスコットのfurryfishたんが居る。
容姿端麗な女性のみを5名集めた女子プロチームのプロ。
ストロングポイントはなんとなくかわいい。それだけ。

第三に、修羅場で辛酸を舐めさせられ続けてきた俺の必死なpickと必死なプレイングと必死な立ち回り。味方が全員pub的凡人ならば勝ち目は無いが、zsmjが居るとなると話が違う……。



チームiceiceiceは何度も当たっているので、だいたい特性はわかってる。「必ずオフレーンを作る」「重要プレイヤーをオフレーンに配置する」「序盤のgang重視から序盤で集団戦を仕掛けてくる」といった傾向が非常に強い。ここで僕に取り得る最善の選択肢は、「オフレーンに行く」という事。

チーム内で最も重要度の低いプレイヤーがside soloで一切稼げないチームと、重要プレイヤーを一切稼げないside soloに配置したチームのどちらが有利かは火を見るよりも明らか。チームiceiceiceの必勝パターンである「オフレーンのiceiceiceが何故か無双して大勝利」というパターンも、相手がzsmjのtri laneとなれば実現不可能。




そんなわけで、naixをpickしたzsmjを見て即BHにカーソルを合わせ、「たのむ、阿吽の呼吸でトリレーンやってくれ!」と願いながらbhをpickしてobs買ってTOPレーンへひた走ると、誰かが「あなたmidね」と言ってzsmj大神の元へと走り、zsmjのtri laneが完成。これで勝つるとテンションが上がりまくる。あとは僕がfeedさえしなければ……。



チームiceiceiceは2-1-1、という布陣で、これは想定通り。
しかし、僕の対面が想定外の面子。

やって来たcarryはzenithの人のjuggではなく、チームiceiceiceのマストコットfurryfishたん操るMR!やったね!しかも、サポートはチームiceiceiceではないプレイヤーのtide。おまけにsent ward無し。楽勝ってレベルではないヘブンレーン。zsmjがfb取って大太りして行く中、僕自身も僅かながらlast hit取れて、ブーツとスティックとボトル買えてしまったのでこれ以上望むべくが無い立ち上がり。相手のjuggはなんかncしてました……。zsmj相手にそれはないだろーって感じ。


序盤はsolo midに行ったiceiceiceのwispが格の差を見せつけて大きくリードを取り、味方のミスと僕自身のミスと相手の良いプレイが噛み合ってzsmjが立て続けに頓死するなどしたものの、決定的な差はつかない。15分頃にiceiceiceご一行様がこちらの森へと進入しキルを取った事をきっかけにして、バイバックとTPが乱れ飛ぶ大集団戦が始り、味方のルービックがtideのultを盗むなどして、0死で4殺してゲームの流れが大きく傾く。その大事な大事な天王山に、何故か参戦せず自レーンでのんびりファームしてるfurryfishたん。ありがたいありがたい霊験あらたかな女神様。トラックキルのゴールドも入り、一気においしい展開に。次の集団戦でzsmjが潰されなければ勝てる、という展開に。





なお、次の集団戦で「相手のdagger見てからBKB押せばいいパターンだな」と考えて相手のdaggerを釣ろうとしていた某日本人プレイヤーが、「あ、相手daggerで飛んで来た!」「あーあ、死んじゃったよ。」「そうだ、BKB押そう!」という順逆無視の神展開を見せてzsmjを無惨にも頓死させている現場を目撃してしまったけれど、それについては思い出したくないので書かない。





26分にroshanを取られるなどして、予断を許さない展開のままゲームは進み、btmレーンを5人で進軍。味方のbatがdaggerで飛び込むなどして、ちょっと無理目の開戦から、「ふふふ、私はinviだ!誰にも見えまい!嵐が過ぎ去るまで隠れているでござるにんにん!」と隠れてみてたら、juggにベチバチ殴られて痛い。「あ、そういえば相手gem持ってたんだっけ」と思い出しても既に手遅れ。相手のmag ult、相手のjugg ult、相手のtide ult、相手のmr ult、などぐじゃぐじゃにされてお味方全滅。これはもう駄目だと酷く動揺し、テンションだだ下がりになりながら1人必死ですたこらさっさと遁走していると、何故か前線で未だに戦っている人が居る。あれは……zsmjさん!!!!



や、やばい。
嫌な汗が流れる。
これは、「this bh is....」とか言われるパターンだ……。
味方を見殺しにして1人何もせず逃げていただけの人パターン……。



取り得る選択肢は1つ!
アリバイ作りの為に突撃して死ぬこと!



というわけで、アリバイ作りの為にすたこらさっさと前線目掛けてひた走っていると、画面上に表示される謎の赤字の文字列。








「敵はどこじゃー!敵はー!zenithはー!」


    「敵はもうおらん。儂が全部倒した。」


「なん・・・だと!?」




aegis含めて合計6kill。
zsmjがまるでzsmjみたいでした。







結果論だけれど、味方のルービックとファーシーアが無茶苦茶上手かった。味方チームの順位は、zsmj>>>>>>tri laneサポート2人>>solo mid>>>>僕って感じのチームで、トリレーンが完全に成功した上で、僕のオフレーンもぬるかったので実質2レーン取れたようなものだった。相手のセーフレーンcarryはなんてったってあのfurryfishたんだったし。



ゲーム中は「それなりに動けたな」とかいい気分になってたんだけれど、リプレイを冷静に見てみると、zsmjの3死に決定的に関わってしまってる時点で終わってるし、要所要所でiceiceiceに甘えを刺されて無駄死にしてるし、inviで逃走成功中に慌ててスティック使って殺されてるし、zsmjのランページ時にマナもライフも余ってるのにひたすら後退してるし、きちんと地雷プレイヤーをしていて情けなかった。とは言えかろうじて乙第点か。

一番酷かったのは、敵tideのultを回避しようと待避行動を取り、tideのultを回避に成功した直後に味方のrubickがtideのultを盗んで使ったのを敵のultと勘違いし、「なんで?なんで?」とパニックに陥りながら焦って必死に後退しているところ。この人脳味噌ついてんの?ってレベルの酷いムーブだった。





これで、zsmjが味方に来たゲームは3戦3勝。
おまけに、1ページ目の1番上のゲームは5戦全勝。

ViCiの4人と組んで勝ち。
バーニングのclockと同レーンに行ってDK.daiが2divineして楽勝。
YYFやYaoさんやfeithが居て楽勝。
hyhyさんやら何やらで辛勝。
zsmj対iceiceice。

1ページ目の1番上まで行くと、完全にハンデキャップ要員としての呼ばれ方だから逆に楽になる感じか。今回含めて相手も強かったゲームも多いけれど、「役に立たない駄目なプレイヤー」として最善を尽くす為のノウハウだけは溜まっている。65%超級のプレイヤーを味方として負けさせまくって来た経験が効いてる。






僕がdota2において初めて明確に「あれ、なんでこの人とマッチングされるの?」と思ったゲームが対iceiceice戦。80ゲーム目くらいだったと思う。それまでは「なんかレベルが高いな、えらくしんどいな」くらいのものだったけれど、iceiceiceという名を目にしてはっきりとマッチングが終わってるのだとわかったゲーム。(当時のiceiceiceはアカウント名もiceiceiceだった)。しかもiceiceiceは僕からキルを取った上で「=)」と煽ってきた極悪人。その因縁のiceiceiceさんに勝ててよかった。zsmjさんありがとう。だいだいだいだいだーいすき。マッチID138031925