サーモンのマリネ

どこかに幸せがあって、それを掴みに行けば良いと、説得力の無い言葉で呟いても。随分の時間が過ぎて、少しでも良くなるだなんて、思っていたのは完全に間違い。僕が悪さに辿り着いたのは、随分の時間が過ぎたからで、そこで目を閉じればさらに流れて行く。流れて、流れて、落ちて、眠って知らない場所へ。もうすぐ朝が終わる夜がここを去って行く。