2013年11月11日月曜日

ウイナーズブラケットを勝ち上がったチームが損をするという萎える大会はいい加減滅んで欲しい。

ウイナーズブラケットを勝ち上がったチームが損をするという萎える大会はいい加減滅んで欲しい。フィリピンの大会ではウイナーズを勝ち上がったチームにデフォルトwinが1付いていた。当たり前の事を当たり前にやっている運営が居るなかで、ウイナーズを勝ち上がったチームが損をするという異常な大会が多すぎる。元凶はもちろんvalve。the internationalとか賞金が高いだけで、ウイナーズブラケットを勝ち上がったチームが損をする上に、意味不明な招待制であり、大会としては終わってる。
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dendiとs4のプレイヤー性能差を考えれば、naviが勝つのは自然なこと。不自然が起こり続けるのは、akkeを刺してdendiを潰すというs4が完成させた戦略が、高いレベルで維持され続けていること。

なので、現在のナヴィアラは、ppy対akkeというゲームになりがち。攻撃的なgang担当としてプレイするakkeを、守備的な対応要員としてのppyが止める事に成功すれば、s4とdendiのプレイヤー性能差によりnaviが完勝してしまう。ゲーム3がその典型で、自陣ジャングルからsmokeを使って攻撃的に相手のセーフレーンを刺しに行ったakkeをppyが凌ぎ、midからdendiが来てakkeを殺した事により、アライエンスの「killer akke」という戦略が早々に破綻してしまう。

ゲーム3自体は熊先生がside solo 1vs1で完勝して作ったアイテムアドバンテージと、決戦におけるEGMのダブルスタンでdendiが死んだ事などにより、熊先生の熊を止められなくなりアライエンスが勝利したものの、naviは5ゲーム中4ゲームで「killer akke」を止める事に成功していた。

「killer akke」が成功したのは1ゲーム目だけ。10分経過時点でakkeのスコアは 3キル/0デス/4アシストと、全てのキルに関わる活躍で、アライエンスがどのようにしてnaviに勝利してきたかを如実に表すakkeのスコアだった。

EGMという驚異の操作力と状況判断力を持つ、献身的な護衛型サポートプレイヤーが加入した事により、アライエンスはLodaを放置して捨て置くという選択が出来るようになった。元々akke コプターなど、序盤からkillを取るサポートとして確かな結果を出していたakkeは、EGM加入後にはさらに危険なプレイヤーへと進化し、Lodaを捨てるに値するだけのgangを決め続け、アライエンスを欧州の頂点にまで導いたが、手の内は完全にバレてしまっている。

dendiがkiller akkeの脅威から生き延び、なんらかの方法で序盤のkiller akkeタイムを凌ぎきる事が出来れば、(s4とdendiのプレイヤー性能差によって)naviが圧倒的に有利になる。ppyのkiller akkeに対する最大の回答は1-1-0とでも言うべき4-1-0構成だったのだけれど、それに対してはアライエンスはオーバーファームで勝ってしまっていた。

4-1-0がアライエンスに対して効果的ではないと気がついたppyは、は自らが守備的に立ち回りakkeを止めるという方法でアライエンスと戦おうとしたが、守備的な伏兵担当としてのppyは、10分でlv3などという、gangに対するカウンターを取れなければ、経験値を全く得られない立ち回りを強いらてしまうので、一度事故ってdendiとppyが共に死んだりしてしまうと、立ち直れなくなって詰む。アライエンス側はアドブルとEGMを動員することで、4人対2人という戦いをmidレーンで作り出せるし、ppyが伏兵をしているという事を感じたならば無視して10分ファームをすればいい。

今回はakkeを止める為の挙動が成功したというよりも、アライエンス側の自滅。特にゲーム3における3-1-1に対して2-1-2を当てて、side soloのfun1が無双して終わるという展開には失望した。dota allstarsシーンにおいて、2-1-2というレーン構成を選択する事は、どんな選択肢よりも愚かなこと。2-1-2構成からクーリエ狙いのroam bhなんて、対策をすれば簡単に止められるし、これだけ流行っているんだから当然対策をされておしまい。