1,13baby(aka 13abyKnight/babyknight)復活へ。
パジャ、dendiと共にLoda時代kuroky時代を塗り替えるはずだった13babyがstarcraft2から帰還。同じようなsolo mid プレイヤーであり、同じように別ゲーからのブランクがあったCtyの無様な姿を見てしまっているだけに不安は募るが、全盛期はアーテジーの責任感とsylarの慎重さを兼ね備えた唯一無比のsolo midプレイヤーだった。sc2で韓国人に勝てるレベルというのは、CtyのLoLにおけるキャリアとは明らかに質が違う。
2,一切の波乱が無かったti4予選。
ti4の予選に出場するチームの中で、勝負論が生きているのはLGDとmouzの2チームだけ。その2チームが事故らず順当に突破してしまい、なんの波乱も無かった。
3,記念旅行組の勝利者はMr.black。
ti4予選をシアトルへの記念旅行を獲得する為の大会として戦っていた人は大勢いる。勝負論的には論外だけれど、LAN大会の経験値獲得を伴うただの無料の海外旅行としてシアトルには行きたいという人達。あるいは個人的に行かせてあげたいという人達。SEAだとラケルズ、miracle、jayら。欧州ではG、スキャンダル、solo。中国ではzsmj、xtt、black、injury、xddあたり。
そんな記念旅行組の中で勝利したのはなんとblack。全く役に立たないCtyに賭けてしまったHGTはトーナメントラウンドにすら進めず、一方で言葉が通じない未知数の流浪のドイツ人china pub starを獲得したCISは見事に突破。CISも素直にそこまで辿り着いたわけでは無く、blackがpickerを降りて中国語による合議制にして、blackのポジションもpickに応じて弄ってと、いろいろな工夫を積み重ねての突破。
LGD.intの解散でキャリアを完全に無駄にしてしまった形だったblackは報われた。本当に良かった。シアトルでG対blackの新旧LGD.int対決が実現。LGD.intは強かった。1437ではなくxFreやauiだったらどうなってたかと今でも思う。ti3とか全部1437で負けてたし。当時のauiを獲るのは無理だったにしても、xFreなら取れたはず。
HGTはCtyのプレイを1ゲーム見ただけで頭を抱えてしまうレベル。PRやmith、mineskiは明らかにチーム力が足りていなかった。SEAが一つの国だったら可能性があると感じるプレイヤーは何人か居るけれど、そもそもSEAシーンと呼べるだけの空間が存在していない上に、言語と国境の壁があるのでSEAシーンは未来永劫低迷を続ける。かなりおそるおそる言うけれど、titanですら絶望的に弱くて見る度に、このレベルのチームは見るに値しないと気落ちしてしまう。
4,びっくりするほど弱いDK。
なんともタイミングが悪いことに、DKが幾つか負けてしまったので、書く機会を逸してしまった感はあるけれど、DKはびっくりする程弱い。carryとsolo midの性能が他の強豪と比較すれば明らかに平凡で、強みと言えるのはmushiのpick力とside solo。後ろも強いは強いけれど、他と比べて抜けているわけではない。ChuaNがとんでもないコンディションのiG、両方クラックのvici、遂にkingJを切って完成したnewBee、何も変っていないLGDと今の中国はどのチームも後ろが強い。DKの強みはmushiのpick力とside soloだけ。そしてpick力とside soloで勝ち続けられるほどdota allstarsはぬるくない。真っ先に再編成を終えてチームを完成させたというアドバンテージは、他チームの完成によって失われてしまった。LGDだけは完成してないけどね。
5,遂に完成したNewBee。
やっとkingJを下げた。kingJを下げろ下げろと一年以上言い続けてきた身としては、遅すぎるよとため息。ここにzsmjが残っていれば確実にシアトルに飛べたとかそういう次元では無く、ti4戴冠も現実的な目標だったのに。
6,pick力に不安が残るmouz。
mouzは強いんだけれど、あくまでも下のレベルの強さ。fnaticには勝てる。問題はLGDに勝てるかどうか。パジャミズがかつてLGDに勝ったというのは事実だけれど、今のパジャミズがそこまで戻るかはかなり不安。MSSは競争力を有してるし、miz&pasはmizのポジショニング配慮の無さと対応力の無さに目をつぶればempireと並んで欧州最強。そしてパジャはパジャ。あの日も今も物が違う。
7,naviは音も立てず知らぬ間に終わった。
いつ、どのタイミングで終わったのかもわからないくらい終わった。これでmouzやEGがnaviに負けるような事があれば、この半年間はなんだったのって話になる。naviはさくっと壊滅的成績で負けて完全崩壊して、dendiを役に立たない後衛から解放してあげてほしい。ppyのピック力は明らかにパジャやs4より上だけれど、pick力でどうこうなる問題ではない。後ろの2人が酷い。
8,危機一髪だったti4予選。
ウイナーズを勝ち上がったチームが損をするという意味不明なトーナメント。
これだけ書けば通じると思う。
9,一皮むけないinjury。
DT最高のタレントであり、next Yaoになるべき人材であるはずのInjuryは一向に一皮むけず、未だに低空飛行。そろそろ見限ろうかと思うくらい悪い内容が多い。既に一定の評価を完全に確立した傑物xttとは違い、injuryは未だに何一つ成し遂げていない。これだけの才能がこのレベルで終わるのは忍びないけれど、本当にinjuryにそこまでの才能があるかどうか自信が無くなるほど悪い。c9は試しにinjuryを使ってみて欲しい。中国では無理でも向こうなら通用するはず。それで駄目なら諦めもつく。昨年のtongfuがkingJじゃなくてinjuryならば・・・。
10,祝马甲哥戴冠
viciを破ってzsmj戴冠。
solo midはKAKA。
前述の通り、ti4予選ではviciを倒した際に居たKAKAを切って全く役に立たないCtyを使って敗退。いや、当時のCtyの資質からすれば理解出来ることは理解出来るんだけれど、viciに勝ったチームを僅か一週間で弄る必要は全く無かった。心情的にはわかるんだけどさ。わかるんだけど。わかるんだけれど無い。わかるんだけどさ。それでも残念。newbee残留は無いとしても、midでblackを獲ってればなー。blackは長く無所属で、現実的に獲れるタイミングは有ったわけだし。