・dendi ★★★★★
死ねああdendi死ね。valveによって捏造されたti1優勝という実績により、ソビエト最強エースであったdendiへの好感度は全て消えた。そこに追い打ちをかけたのがdendiのパーソナリティ。ただゲームを楽しんでいただけの市位のゲーマーを、金を稼ぎながら罵るという愚行により俺のdendiへの憎しみはMAX。
てめえは金を稼ぎながらようは仕事でゲームをしながら、ただ楽しく娯楽としてゲームを楽しみたいと願うだけのゲーマーをnoobだどうのとチクチク罵倒した挙げ句レポート。またある時は自らが糞プレイしてfeedして開始10分でレイジクイット。その一方でネタビルドでネタプレイして敗因になってけらけら笑って文句言われたらハイミュート。え?これがdota2のアイドル?ご冗談を。世界中のdota allstarsプレイヤー及びdota2プレイヤーが憎悪するべき存在にして、ビデオゲームの敵、ゲーマーの敵。パブで0-10してそこからさらに黙々とfeedし続けたLodaの爪の垢でも煎じて飲んでろ。
プレイヤー性能的には、もはやどうしようもない最強プイレヤー。puppyにpickで無茶されない限り、安定して高得点を叩きだしてくる。チームが低迷して悩んでいた時期は本人も悩みに悩み、精彩を欠いていたものの、新戦力であるfun1とkurokyがチームに馴染むにしたがい、かつてDTSを1人で支え、ソビエトの希望を1人で担いつつあった驚異的なBAKAプレイヤーの面影が戻った。dendiへの負担が軽くなれば軽くなるほど、その存在感は増し続ける。
虎穴に入って虎を狩るタイプのBAKAプレイヤーとして世に出ただけあって、警戒心の弱さと、前しか見ない向こうっ気という弱点を有しているのは確かだけれど、その弱点すらをも武器に変える事が出来るだけの状況判断力と反射神経を持っている。
プレイヤー視点で見ればわかるように、視野は全盛期kurokyに肉薄するほど広い。素晴しいカメラワーク、情報処理能力、判断力。痛み分けではなく完全勝利を狙う欲張りさが生む引き気味のポジショニングから、BAKAプレイヤー的な飛び込み。理論値に近いプレイを一瞬で見抜き、それを脊髄反射で実行してしまう剛胆さ。まさに不世出の豪傑。集団戦で活躍する為の全ての能力を高いレベルで兼ね備えているにも関わらずレーンが強いという、コンプリートプレイヤー。
solo midは「ラストヒット重視が正解なのか、それとも差し合い重視が正解なのか?」といったテーマや、「ハラス重視か、キル目当ての体力計算重視か」といったテーマ。あるいは、「gang重視か、farm重視か」「mid割り重視かside割り重視か」といったテーマに全て「dendi」の一語で回答してしまった、現代最高のsolo mid。世界で一番強くて、世界で一番上手くて、世界で一番勇敢で、世界で一番スマート(理知的)。
中国シーンでは「solo midとは真ん中のレーンを担当する係の人」というsolo mid軽視の流れが長く続いてしまったことも、現在の彼にはプラスに働くだろう。バーニングも、yyfも、yaoすらもmidには来ない。dendiを困らせる事の出来るsolo midは現代の中国に存在しない。muやsuperにdendiは止められない。430やxiao8とは完全に白黒ついている。
おめでとうソビエト。において「そしてなによりおめでとうviggosの系譜、Gang聖人ミスターDTS。」と書いたのはこの人のこと。 こじれてしまった。全部valveが悪い。
・kyxy ★★★★
もはやこれ、人に非ず。ti2以前からti3の長きにわたり、全盛期yyf、yao、burning、mushi、iceiceice、sharkyといったプレイヤーを悉く粉砕し、対面に来る相手を破壊し続けた、世界最強のside soloプレイヤーにして、中国アジア地域最強のレーンプレイヤー。人外kyxy the monster。
これでdotaが強ければ……。はい。残念なことに、kyxyはdota無茶苦茶弱いです。理論上最高のポジショニングを求めすぎた結果、目的地よりも半歩退いてしまい、期待値を叩き出せない。自身は生き残るけれどチームは半壊。レーンで貯めた貯金を吐き出して負ける。欧州最強のレーンプレイヤーだったスキャンダルさんの「踏み込みすぎる、BAKAプレイヤー」という弱点とは対称的な、「腰が引けてる、かしこプレイヤー」という弱点。
半歩退くというポジショニングは、彼の特権ではなく、dendi、430、fear、yao、s4といった成功している世界的なプレイヤーはみんなやっている。ただ、kyxy踏み込むべきところでも半歩退いてしまう上に、マクロな視点でも半歩退いて遭遇戦を避けてしまう。これは狙いがあってやっているのではなく、kyxyの持つプレイヤー特性なのでどうしようもない。スキャンダルさんがチームオーダーで欧州を統一したように、kyxyもチームが彼の特性に合わせた戦略をきっちりと組み上げる事が出来れば、可能性は有ると思う。一年以上見続けた感想としては、可能性はないです。残念。
とは言え、MUFCで中国3強を打ち破り、orangeで中国三強を打ち崩す事に成功しているわけで、小綺麗で上手いだけの色物というわけではなく、現在のシーンを代表する最強プレイヤー。中国遠征中のdendiと引き分けてしまったのが唯一の汚点。彼が中国アジア地域の強プレイヤーに勝ち続け、積み上げてきた名格的には、dendiと言えども吸い取って養分にせねばならない相手だった。最強には最強をとばかりに、本来solo midではないkyxyをdendiに無理矢理ぶつけて西と東の最強対決を実現させてくれたorangeのチームオーダーには萌えに萌えただけに、あそこでdendiをやっちゃってくれていれば、彼に星5をつけていた。
現在はチームで一番上手いというだけの理由でセーフレーンcarryを担当しているけれど、あんまり向いてない。稼いで貯めて生き残って6アイテムという大役を任せるに値するプレイヤーである事は確かだけれど、kyxy最強のストロングポイントはあくまでもレーンであり、solo side 1on1。
人が増えると頭に血が上り周囲が見えなくなるmushi。眼前の1キルに涎を垂らして飛び込んでしまうohy。慎重というよりは臆病で高い生存性と確実性を兼ね備えたkyxy。この3人を並べて比較すると、どうしてもkyxyに託したくなってしまうのは自然な事だが。
・EGM ★★★★
2013年にベビーシッターというロールを復活させてしまった奇跡の男。しかもただロールを復活させたというだけではなく、欧州を統一し中国で戴冠。dotaのベビーシッターは5年も前に滅んだとかほざいてた人は今すぐ土下座してこい。というのは言いすぎ。だってシッターじゃないもーん。この人のロールはなんなんでしょう。ボディガード?サポート?
nthは「全レーン負ける」というチームだった。その全レーン負けるチームを勝たせる為にEEは、lodaとアドブルが共にside soloをやり、残る2人はncをスタックさせ続けるといった類の、戦う事を放棄する変則プレイに傾倒し続けた。
当時全盛期だった奇跡のBAKA帝国が相手となると、このくらい悲惨だった。
この動画なんかは全レーン負けるチームとしてのnthを象徴する試合で、ゲーム開始前に600goldリードしておきながら、僅か5分で金差2000つけられてしまっている。何故一瞬で2000も差がつくかというと、全レーン負けているから。どうせレーンでは勝てないので、3000だろうが5000だろうが負けを気にせず放置して、無理矢理lodaだけ太らせて勝つ。それがEEの狙いだった。
lodaとアドブルは共にオフレーン適正、side solo適正を持つプレイヤーであり、不利レーンを生き延びられるプレイヤーだった。レーンで負ける事自体には、大きな抵抗がなかったんだと思う。レーンを与えても気にせずに、時間を稼いでlodaで勝つというEEの手法は、nthの最適解であるように見えた。
ところがEGMの加入後は、「相手が3人でlodaを潰しに来るのが一番おいしい」という変なチームになってしまった。何故そんな事が可能かというと、EGMがどうにかlodaを守り切り、2on3を凌ぎきる為。daggerとblinkを持つPAなんかはまさしく、2v3をプレイする為のpickだ。シッターではなくボディガード。そんな役割のプレイヤーが中盤以降はsemi carry化する謎。fs、orcを経てBKB買おうとするサポート。痛快。この人の加入を前提にEEはkickされたんじゃないかと思えるほどの仕事をしている。現時点でシーン最高の説得力を持つサポートプレイヤー。
・パジャ ★★★★
その存在が世界に知られると同時にスカンジナヴィア最高のプレイヤーとして認知され、それからずっとその座を守り続けたスウェーデン最高のタレント。アライエンスとnaviが中国で戴冠してしまった為に、そのインパクトこそ薄れてしまったものの、中国三強を切り崩しグランドファイナルまで進んだのは彼の功績。スーパーリーグではbraxのビザ更新でペナルティを喰らうも、残る2カードをきっちりと取るなど、大きな波乱を1つ2つ起こせるだけの力は持っている。
未だに相手を喰ったような小賢しいプレイでダブルアップを狙う傾向を残しているものの、それ以外は至って普通のプレイヤー。なんの特色も無いただの神手。チーム力で劣るだけに様々な制約を抱えているのが残念。可能ならばこの人をチームに加えたいと思っているpuppyは世界中探せば1人くらいは居るとだろうし、同じ事を考えてるkurokyも1人くらい居るはず。
何がやばいって、LGD.intの順位によっては、アドブルとの格が逆転してしまうと思う。たかが熊しか使えないアドブルごときに後塵を拝すとか許しがたい。頼むbrax、頼むミザリー。頼むgod。1437もどうにか頑張って。
・アドブル ★★★
dota2シーンの主人公。大勢のdota allstars勢と、幾らかのHoN勢で埋め尽くされたシーンにおいて、経歴が他のゲームで汚れていない異色のトッププレイヤー。プレイングとpickプールがけがらわしいのは愛敬。ご存じ熊の大先生。
そもそもdota allstarsシーンが最後に辿り着いた終着点は、「zhouが熊に乗れば勝つ」というゲームであり、熊が強いのは当たり前。先生のpickに罪はない。熊蟻狼時代から狼が弱体化により脱落し、残る2ヒーローは生き残っている。結局はメタなんてものは存在せず、強化されたヒーローが使われ、弱体化されたヒーローが使われなくなるだけの糞シーン。wispとかgyroとか超くだらねえ。EGMが浮上出来たのも、ようはabysやmagが強いから、、、じゃなくてこの人がチームに居たから。
アドブルをBANすればEGMが浮き、EGMをBANすればアドブルが浮く。それを見越してアライエンスのpickerであるs4は強力なヒーローをBANせずに放置する。相手チームはBAN枠が足りなくなって手詰まりに陥る。椅子に座ってるだけで凶器という、ロールを極めたdota2最大の巨人。
ds、clock、nw、bh等、サイドで1on1をプレイするプレイヤーに求められるヒーローはどれも信頼出来ず、それどころか多くはまともに動かせず、熊とフリオンでしか仕事を出来ないという致命的な弱点すらも、pick&banを考えれば逆に強み。熊とフリオンを消せばアドブルは死ぬだろうという甘い甘い毒入りまんじゅう。名札だけでpickerを助ける謎の存在感。EGMが平然とwispに乗ったり、s4が当たり前のようにbatに乗ったり出来るのは、この人がチームに居るが故。
さらに、Lodaから熊練習という足かせを取り払っているという功績も決して忘れてはならない。かつてCLGで熊を担当していたのはLodaだった。どのチームも熊を用意しなければならないのがdota allstarsというゲーム。アライエンスに熊トレは不要。なぜなら熊の大先生が居るからだ!
様々なチームが「熊先生に熊を渡す」という作戦で敗れ去って来た以上、いくら熊が弱体化されたからと言って、熊はBANされるだろう。万が一熊が余った際に、先生の熊勘が鈍っていない事を願おう。
何よりもこの人は、熊にてLGDを叩きのめすという衝撃事件を発生させ、その余波を受けたCty、zsmj、xtt、fyといった中国の過去と未来を担う才能を、戦わずして敗走させ、その手を汚す事無しにti3から排除してしまった。まじうざい。熊先生超うざい。
・yyf ★★★
かつて中国最強のside solo 1on1プレイヤーだったyyf。現在の立ち位置はside solo及びtri lane carryという、普通のsideプレイヤー。ポジション1とポジション3は表裏一体であり、表zhou、裏yyfという組み合わせは世界最強のおもて裏。LGD.sgtyの黄金時代を裏で支えた怖さこそ感じられなくなったが、普通の神手であり、iGの最強パーツ。
・zhou ★★★
zhouの熊が勝つゲームというdota allstarsシーンの終着点を作り上げた伝説のcarry。zhouにnecをpickして負けるという、お馴染みの負けパターンが繰り返されない限りiGは復活するだろう。1年近く勝ち続けたiGが迷走したのはyyfとzhouの責任ではなく、smoke対策が行き渡ってしまったから。そしてpickが乱れたから。
最初にオールスターチームを完成させたというiGのアドバンテージは、時代の流れと共に完全に失われた。他チームがオールスター化し、mid担当が神手ではなくチームプレイヤーという弱点だけが残ってしまった。iGの未来は暗いけれど、未だに現段階では優勝候補の本命。
dota allstarsはsideではなくmidのゲームだという、dendiが起こしたリバイバルを押しとどめる事が出来るかどうか。正直、絶望的だと思う。後ろがkurokyとppyでside soloがfun1って汚すぎる。もともと一番汚かったのはiGだから同情の余地は一切無い。きっちり負けて安らかに眠れと言いたいところだけれど、帳尻を合わせてくると思う。帳尻を合わせた上で負けるだろう。なお、僕の中ではti1は存在せず、ti2はnaviが勝った事になっている。どうでもいい。
・yao ★★★
前三人どころか、後ろを含めても全員が近いレベルにある現在のLGDにおいて、今もなお、僅かに抜けているのがみんなのアイドルyao先生。zsmj離脱後のLGD崩壊を1人で阻止したかつての神手は、チームメイトの成長によってただのオフレーンプレイヤーという域まで埋没してしまった。それでもLGDは結局yaoのチームであり、苦しいときはyao頼み。yao先生お願いしますとばかりにyaoがmidに移行してからが真のLGDだであり、ファイナルフォームLGDだ。
オフレーン担当プレイヤーには、「アイテムを一切買えず、レベルも全く上がらない捨てプレイヤー」としての役割と、「side solo 1on1を勝利し、チームの核(メインDPS/開戦担当tank)になる」という両極端な役割が求められる。前者の場合は経験値も金も五番手。後者の場合は経験値も金も一番手。この対称的で困難な役割を担うのは、チームで一番信頼出来る綺麗にまとまったプレイヤー。そんなtri lane以降の流行を完全にぶち壊してしまったのが他ならぬdendiで、dendiこそが今のメタ。欧州チームの「midに最高のプレイヤーを」という布陣に対する最もシンプルな回答は、LGD側も最高のプレイヤーをsolo midに送る事。即ちsolo mid yaoなのだ。オフレーンには神手へと成り上がったsylが行けば良い。yao先生出番です!やっちゃってくだっさい!yaoさんとてkyxyの餌食になった1人なのだが、dotaはレーンゲーじゃない!
・Hao ★★★
TongFuは試合数が足りていないので除外するのが適切だろうけれど、とりあえず。
虎穴に入って虎を狩るという中国では珍しいプレイスタイルで成功をおさめた人であり、一時は中国最強のcarryプレイヤーと目されていた。所属チームが低迷して完全に過去の名前になってしまっていたのもの、チーム改編と同時に完全復活。萎れた葉っぱに生気が戻り、その名声が瑞々しく広がる。
なんと言っても、BAKAプレイヤーは浪漫。虎穴を見付けて枯れ木を拾い集めて焚き火を焚いて煙りで燻してタワー割れました金差プラスですねだなんて、そんなのつまらんのですよ!虎穴は見つけた瞬間にファルコンパンチで飛び込み大勝利しないと。
飛び込んで殺しきる計算力と、飛び込んで生還するミクロを兼ね備えた伝説の神手。BAKAプレイヤーを見たければhaoを見ればいい。dendiはもはやBAKAプレイヤーではなく、たまにBAKAになるだけの神手。なお、TongFuはオフレーンに致命的な弱点を抱えているので、優勝の可能性はない。ゼロパーセント。スキャンダルさん亡き今、BAKAプレイヤー界を1人で支える大黒柱。
・fun1 ★★
現代に蘇った奇跡のBAKA帝国、チームempireを支えた現代欧州最高のside solo DPS。スキャンダルさんを支えきってnaviやアライエンスを崩壊させた、現代ロシアを代表するプレイヤー。射程600でオフレーンに行った際の説得力は抜群で、puppyの変則オーダーにもきっちり回答を提出できる腕を持つ。naviに加わった当初は何に乗れば勝てるのかわからず迷走に迷走を続けていたが、やっとの事でそこを抜けだし完全復活。
あくまでもその本分はside solo DPSであり、万能タイプのside soloとは言い難いものの、なにを割り振っても一定の結果を残す事が出来る3手。古のdota allstars最強地域であったソビエトの命運は彼に託されている。蘇れソビエト。
・ddc ★★
世界的な神手と比較しても遜色のない視野を持つ、LGDの後衛。前衛志向の高いプレイヤーらしく、一時はsolo midに転じていたが、再び後衛へと戻った。マルチタスクの操作量に不安があるという4手としては致命的な弱点を抱えるものの、それ以外の面では他チームの主力にも見劣りしない素晴しい後衛プレイヤー。LGDの勝利は彼が支えている。今ではChuaNとの格も逆転していると思う。
・syler ★★
iGに4名が引き抜かれ、zsmjだけが残ったチームがLGD。そこから負けに負けまくったり、valveがいらんことしたせいもあり、zsmjはモチベーションクライシスを起こして引退してしまう。そんなチームにzsmjの代役として選ばれたのが他ならぬsyl。
当時のsylは、なんの取り柄もなく、なんの武器も持たない、見所のないプレイヤーだった。zsmjと比較すると2回りどころか3回りスケールの小さい一般人。ところが、sylが加わった瞬間から、yaoとxiao8に導かれたLGDは謎の黄金期に突入し、勝って勝って勝ちまくり、iGを崩壊に追いやる。(当時のiGはiG.yとiG.xという2チームを有しており、LGDごときに敗れたiGは2チームから5名を選抜して現在のiGを作り、残る5人を解雇した。)
加入当初は、ただのラストヒットを取る担当のプレイヤーどころか、数合わせ要員にすぎなかったsylは、数年の歳月と無数の勝利を経て真の神手へと成長し、中国最強carryの1人と目されるまでになった。
そんなsylの持つ特色は、気が小さく慎重で消極的。元々はなんの取り柄もないプレイヤーであり、神手の中に何かの間違いで混じってしまった異物にすぎなかった彼は、あまりにも過酷な環境を生き延びる為に、石橋をたたき壊す程の慎重さと、味方のpingを見てパニックに陥り後退するほどの臆病さを身に付けた。
それらsylの処世術は、本人のプレイヤー性能が上がり、神手と呼べる域に達した今でもsylの中に生きており、その慎重さと臆病さは、syl最大の武器となっている。とにかくfailせず、体裁を保つ。自ら戦況を切り開き、強烈なインパクトを残す事は少ないが、どんな展開でもチームに一定の貢献をする。中国で最もデス数の少ないプレイヤー。
・Luo ★★
みんな大好き、大好きLuoさん。中国最高のpickerにして中国最高のキャプテン、、、だったはず。今ではどうなのかは知らないけれど、たった1人でチームをti3に導いたと言っても過言ではないタレントでもある。ただし、チーム力的には相当苦しく、ワイルドカードを勝ち取れるかどうかも微妙なところ。1Luo、2Luo、3Luoと、Luoさんが3人欲しい。
全責を背負い、自分でなんとかしようと頑張るpickerを見たければ、Luoさんを見ればいい。かつてシーンでは支配的だった、キャプテン兼エース兼pikcerという生きた化石。kurokyだってlodaだってかつてはそうだったのだ。ちくしょう、viciのpickerがLuoさんだったならば……。
・burning ★★
俺が殴ってDPS。おかしな事はなにもしないストレートなone man DPSであり、820以降という時代を象徴したプレイヤー。中国最強の1コア戦略特化チームにおいて、チームを引っ張り続けた人。1コア戦略における究極のプレイヤーだけれど、現在の流れは3コア。1コアなんてしたら、BKBが4秒になってabysでハメられて終わる。DKはmidもオフレーンも苦しいチームなので、バーニングがきっちりとレーンで勝ちきり、ゲームを立ち上げる以外にDK勝利の道はない。いくらバーニングが居ると言ってもおそらくは、one man DPS戦略はほとんど採用されないだろう。時期が悪い。
・NS ★★
旧ソビエトの数少ない生き残り。もしも叶うならば、セーフレーンで1on1をさせたいプレイヤー。今現在のNSが果たしてどのくらいのインパクトを有しているのかは、あまり試合を見ていないのでわからない。欧米のリプレイは10ドルとか平気でするのにliquidとかmouzとか出てくるぼったくりっぷりで、金払う気になれない。幾つかリプレイは見ているものの、ほとんど名前買い。正直、ここは申し訳ない。
・Pas ★★
4手としては世界屈指。視点移動こそ僅かに遅いものの、完璧な視野を持ち、マルチタスクも器用にこなし、無茶な飛びを通す剛胆さと、流れを読んで画面を見てからキーを押せる冷静さを持っている。kuroky全盛期にpasが居れば、kurokyは迷走せずに済んだだろうと思える程の神手。kuroky離脱後はside soloやらされて苦しんでいた。将来的には他の仕事を出来る可能性はあるけれど、現段階の適正は完全に後衛。前をやる能力は無い。pasさんがenigmaとrubickで無双したら、もうそれだけでお腹いっぱい。あとはどうでもいいや。
・s4 ★★
プレイヤーとしてのs4は過大評価されている。だってさあ、batに乗ってmagに勝つとか、そんなん誰でも出来るじゃん。なんでs4はそんな簡単にbatをpick出来るの?ってはなし。
s4の功績は、かつてEEが目論んでいた変則戦略で相手の意表をついて勝つというpick&BAN方針を完全に捨て、自分達がやりたい事だけを実直に繰り返す、ワンパターンなpickでチームを立て直したこと。アドブル、EGM、s4の3人に鉄板pickを割り振る為のパターンを完成させ、躓いても躓いてもそれを継続した。
そして、そのpickを支えていたのはあくまでも熊先生とEGMという特異な才能を持った2人のプレイヤー。よって、pick&BANですらs41人の功績とは言いがたい。結局のところ、s4は素晴しいsolo midプレイヤーでしかなく、puppyのように変則戦略や変則pickで自爆する事のない、欧州最高の戦略家にしてpickerでしかない。それ以上でもそれ以下でもない。
yyfにとってのbatは癌だが、s4にとってのbatは剣。世界で一番batで得をしているプレイヤーだろう。dendiにbatはdendiの浪費。yyfにbatはyyfの浪費。kyxyにbatはkyxyの浪費。アライエンス以外の強豪チームがbatをpickすれば、全体としては弱くなる。アライエンスだけは違う。明確に強くなる。batの弱体化で最も被害を受ける人でもある。
・Loda ★★
kurokyのTAがdagger BKBというお手本プレイで無双しまくった挙げ句Lodaの糞farmとチーム力の前に敗れ、LodaのTAがsatanicにbutterという糞ビルドでfeedとfarmだけした挙げ句、チーム力で押し返してDPSしてkurokyを葬ったあの日から、どれほどの時間が流れたろうか。。。まさかKuroKyとLodaの立場が逆転してしまう日が来ようとは。まこと継続は力なり。
とにかく、Lodaが戻ってきた。失踪、迷走、逃亡を経て、伝説の男が蘇った。pickプールは全carry。やる事はfarmして殴るだけ。シンプル。いや、もちろんEGMのwispに付き合いきるだけの人間性能はある。一時のdendiがやっていた、「solo midが勝てばゲームに勝てるでしょう」という振る舞いは、元々は彼のものだった。そう、KuroKyにその座を奪われるまでは。
凝り固まったpickを行うアライエンスにおいて、多様性を担保する為のプレイヤー。naixを相手に渡さない為のpickと、CK+wispというチーズを除けば、ラストピックは基本Loda。EGMという最強のレーンパートナーを得て、苦しみに耐える術も身に付けた。人間性能は足りているはず。Lodaの全盛期は2013年なんです(ありえない)。
Loda ←レジェンド
アドブル ←素人
s4 ←他ゲー勢
EGM ←外様の新入り
akke ←同級生
と、その地位が安泰なチーム構成になったのも幸い。裸の王様の肉体美。
あるmodの誕生と、あるeSportsシーンの死のLodaです。
・iceiceice ★★
初日最下位に終わったチームを1人で5位入賞に導いたti2は遠い過去。ti2で溜め込んだ貯金を浪費し、全て使い尽くした1年だった。果たして、再び貯金を稼ぎ、世界的な名声を手に入れる事が出来るかどうか。絶望的だと思う。本当に絶望的だと思う。変態プレイヤーを見たければiceiceiceさんを見るしかない。他に選択肢は存在しない。
1集団
iG
LGD
navi
2集団
アライエンス
orange
tongfu
並び順そのまま。
これでiGがぼろくそに散ったら吹く。表裏ならiG、midならnavi。前3人ならLGD。表裏が一番重要だと思うんだけど、iGは後衛に1人、一般人が居る。いくらzhouとyyfが居るとは言え、430とfaithを抱えたチームがファイナルフォームnaviに勝てるとは思えない。まあとりあえずiG-LGDでいいか。dendi嫌いなんで。tongfu含め、tongfu以下に優勝の可能性は無い。
5
dendi
4
kyxy, EGM, パジャ
3
アドブル, Hao, Yao, yyf, zhou
2
fun1, ddc, syl, Luoさん, バーニング
NS, Pasさん, s4, Loda, iceiceice
1
xiao8, kuroky, akke, mu, FATA
mushi, ChuaN, god, mu, dai
Era, banana, hanni, sanshen, ppy
プレイヤー評価テーブルは1人、3人、5人、10人、15人でこんな感じ。おかしな招待のされ方をしている一部のチームは評価を割り引いた。orangeに勝っただけで招待されたMUFCとか、一部地域のチームとか。一番迷ったのはfnaticのera。魅力の無いプレイヤーだけれど、era無双で厳しい相手から勝ちを拾ってきたのは確かなので入れた。以下、一部のプレイヤーレビュー。
・kuroky ★
この男がどれ程巨大な存在であったかは、当時をリアルタイムで見ていない人には想像がつかないだろう。。今のdendiとzhouとkyxyとfearとyaoとctyとlodaを足したよりも遙かに巨大な存在だった。全ヒーローのロールモデルにして、全ヒーローのベストプレイヤー。全ゲームsolo midして全ゲーム圧勝。最高のプレイヤーにして最高のpicker。かのdendiをもってしてロシア人25人に値すると言われた伝説の魔神。しかし、長いブランクと幾つかの失敗を経て、ただの気の弱いお兄さんにまでスケールダウン。これがあのkurokyだとは、にわかには信じがたい。まさか、lodaとkurokyの名格が逆転してしまう日が来ようとは……。
とは言え、決して弱いプレイヤーではない。乗るヒーローが存在しないという絶望的な弱点も次第に解決しつつある。特にvisageは適役だと思うし、naviが好んで選択する特殊なオーダーにも対応し、良い後衛プレイヤーとして微笑ましい雰囲気になってきた。惨状は抜け出した。未だに長い長いリハビリ期間の真っ只中であり、準々決勝の段階でどこまでコンディションが戻るかの勝負。naviはベスト8までは行ける。そこであの伝説のkurokyの異常性が、どこまで戻るか見守ろう。
・puppy ★
lycanを自分に振って大事な試合を落とし続ける事にかけては右に出る者の居ない、学習能力を持たないpikcer。また、sfを自分に振って大事な試合を2度落としている。自らに何かを振ろうとしない限り、かなり優れたpicker。無駄にチーム内発言力がMAXなので、「俺がlycanで出る!」と言ったら周囲は制止しづらいんだと思う。お願いですから、素直に裏方やっててください。
この人の組む1レーン放棄はEHomeがやっていたことなんだけれど、その特殊オーダーを唯一継続し、尚かつ結果を残し続けているのは凄いと思う。pickerとして負けに負けまくって来た長い歴史が今になって生きている。「オフレーンは放棄するもの」という考えは、AZENと2人でオフレーンに勝負しに行き、4分後にlv1でnc回りはじめたあのトラウマが効いてる。きいてるきいてる。pick負けを知り尽くしているのは彼の強み。pick勝ちを狙うのは彼の弱み。
・xboct
明らかに過小評価されているプレイヤーの1人。もちろん、彼以上のcarryは居る。ようするに、パジャ。パジャはpuppyと組んで世界獲ってるし、kurokyと組んで欧州を制している。xboctを蹴ってパジャを獲れという意見ならば納得出来る。間違い無く強くなる。
ただし、他の代替案は存在しない。AZENだろうがilidanだろうかNSだろうが、入れ替えて強くなるとは思わない。ゲームの流れを見失ったり、回りが見えなくなったりする弱点は確かにあるが、xboctは十分に賢いし、十分に強い。naviのストロングポイントではないけれど、naviの標準的なメンバー。
dendiに勝てるスキャンダルさんをmidで獲って、dendiを1に回すってのも無いでしょう。midで勝てればいい、ってわけじゃあない。ti2において430はmidで完敗したけれど、dendiに匹敵する存在感を見せた。
・mushi ★
世界で最も過小評価されているプレイヤー。人数が増えるとパニックに陥るという弱点にさえ目を瞑れば、世界最高クラスの実力を持つプレイヤー。いや、人数が増えると頭に血が上って思考能力が落ちるってのはdota allstarsのプロとして致命的すぎる弱点なのはわかっているけれど。
・xiao8 ★
ムラがありすぎて評価が難しい。しかも彼自身がpickerであり、自ら望んでそのヒーローを選択しているという時点で、「pickに恵まれなかった」という同情の余地はない。LGDは「計画を信じて徹底的に同じ事を繰り返す」というチームであり、悪い面が出てしまうとあっさり消えてしまうだろう。
・brax
ここ半年で最も成長したプレイヤー。しかし、元の値がbraxだけに、未だに名手とは言い難い。良いプレイヤーになったものの、LGD.intに勝利をもたらせるかというと微妙なところ。蓋を開けたらさらに成長していましたというバラ色の物語が待ち受けていればいいね。
・banana ★
「あの、banana」。
もう一度コピペしておく。
bananaとかzippoとか、akkeとかsakuraといったプレイヤーが生存する空間はもはや存在しない。
「この、banana」。
ご存じSEAのbiubiubiu!。
pubでストレス解消してるだけのプロ崩れなんかじゃなかった!
bananaさんは真の神手だったんだ!やったね!よかったよ!
SEA pub勢にとって萌えるなというのは不可能な人。
全てのSEA pubを赦し尽くす贖罪のヒーロー。
・akke ★
後衛としてはpuppyを超えていると思う。だって、lycanを自分に振ってゲームをぶち壊す後衛とかあり得ないでしょう。あり得ないでしょう。あと、見逃した方の為に例のコピペ。
bananaとかzippoとか、akkeとかsakuraといったプレイヤーが生存する空間はもはや存在しない。
実はこれって、sakuraじゃなくてyamateって書こうかと迷ったんだよ。万が一yamateって書いてたら赤っ恥をかくところだった。いやー、危なかった。危なかった危なかった。ぎりぎりセーフ。