2015年3月20日金曜日

セミは死ぬ前が一番うるさい

7年もブログを書いていなかった人が突然に一日数度もブログを更新しはじめると、この人はそろそろ死んでしまうのではないかとセミに習って心配するが、セミは初めて鳴いて一週間で死ぬ生き物であり、かつて勤勉にブログを書いていたこの人はその例には当てはまらないだろうとほっと胸をなで下ろし安心しておざなりに読み流す。彼の人はセミではなく人間であるという事実は、津波が人を飲み込む正常化バイアスによって忘れ去られる。

2015年3月8日日曜日

良い事

寝て良い事はなく、起きて良い事はない。それ以上の事実はなく、事実以上の事を書く気力もない。

2015年2月17日火曜日

一番素敵な日

具合が悪くて横にもなっていられない日には、何か素敵な事でも書こうと思い立つのだけれど、具合が悪くて何も出来ない。これが今の僕にとっては精一杯の一番素敵な日

2015年2月11日水曜日

冬は風で飛んで

真夜中に目が覚めて居場所を失い天井の上の見えない空を見つめながら、雲の上を行く旅客機の警告灯と同じペースで瞼を上げ下げして自らの居所を探る。夢の中で見た熱狂にも、春の夜の静寂にも、自分の居場所はない。

2015年1月14日水曜日

人間は1つのことしか出来ない。

人間は1つのことしか出来ない。歌いながら歩いているように見える人は歌いながら歩いているのではなく浮かれているのであり、笑いながら目を伏せる人は笑いながら目を伏せているのではなくただ悲しいのだ。それは人に限った話ではなく、羽ばたきながら食べる物を探す鳥は羽ばたきながら食べ物を探しているのではなくただ飛んでいるだけであり、同じようにもはや人とは呼べぬ僕にしたって小さな世界の中で色んな事をしながら時には笑ったり喜んだりしているように見えて、色んな事をしながらまるで人間のように生きているのではなく、ただ泥を舐めながら苦しんでいるだけなのである。これまでもずっと、これからもずっと。

2014年12月21日日曜日

無い。

体はなめくじのように淀んだ地面に横たわる。心は無い。無い。

2014年12月6日土曜日

春近く

夏の暑さを器に入れて冬まで取っておければいいと冬と夏には思うけど、秋と春とでそれを忘れる。何かを思う強い情熱も、誰かを思う恋心も、器の中に取ってはおけず、そこにあるうちに使うしかない。使ったところで春は来て、記憶は薄れ、心も消える。

2014年12月1日月曜日

心臓が痛い

なにもない

2014年11月6日木曜日

だいたい何もかもめんどくさい

食べて得られる今日もなく、働いて得られる明日もなく、心新たに開ける未来も無い。書けば胸くその悪い連中だけが喜び、喋れば不愉快な人達だけが喜び、幸せになれば死すべき連中が喜び、不幸せになれば死に値する連中だけが喜ぶ。それを乗り越えて懸命にただ頑張ってそうして生きてきたが、もはや今の僕には吐瀉すべき連中を喜ばせるだけの為に何かをするほどの気力は残っていない。

2014年10月23日木曜日

頭が痛い

泣きそう
痛くなくてもだいたい泣きそう